【新日本】鈴木みのる IWGP王座奪取ならG1覇者・飯伏の挑戦権認めねえ!

2019年08月29日 16時30分

みのるは王様流の正論を唱えた

“プロレス界の王”こと鈴木みのる(51)が、新日本プロレスに無法要求を突きつけた。出場メンバーから落選した「G1クライマックス」の公式戦結果を認めず、優勝者の飯伏幸太(37)が持つIWGPヘビー級王座の挑戦権利証を「無効」と主張。同王者オカダ・カズチカ(31)に挑戦する31日(日本時間9月1日)の英国・ロンドン大会が風雲急を告げてきた。

 G1出場枠から外れて新日プロを糾弾していたみのるは、12日のタッグ戦で王者のオカダから直接フォール勝ちを収め、実力行使でタイトル挑戦を認めさせた。「今となっちゃどうでもいいことだけどな。(不出場は)間違いだったということは誰の目にも明らかなんだから。仕方ないよなあ。(新日プロが自分を)力でねじ伏せられないんだから。無視することしかできなかったんだろ、くだらねえ」と笑みを浮かべながら振り返った。

 この上ベルトまで奪えば、業界最高峰の権威を誇るリーグ戦の価値は急落すること請け合いだ。そしてそれこそが描く青写真でもある。IWGP戦線においては、G1覇者の飯伏が来年の東京ドーム大会(1月4、5日)での挑戦権利証を保持するが、そもそも不出場のみのるにはそんな理屈は通用しない。

「俺のいないところで決まった最強なんか認めねえ。俺の出てないG1で発生した権利なんか認めねえ。防衛戦は俺が指名したやつとしかやらねえ」と、近年の新日プロで慣例化したシステムの破壊を宣言。「俺が飯伏を面白いと思ったら話は別だけどな。少なくとも権利証ってもんは一切、無効化だよ」と予告した。

 また、約32年に及ぶIWGPの歴史の中で50代の選手が同王座に絡んだのは、2004年2月の王座決定トーナメントに54歳で出場した天龍源一郎ただ一人。ベルト奪取となれば、天龍が持つ49歳10か月の最年長戴冠記録を更新する。

 だが、記録超えについて聞かれたみのるは「別に記録なんてどうでもいいし、記録を自慢するような年寄りにもなりたくない。もう辞めちゃったやつだからどうでもいいけど、天龍ごときと一緒にするな。お前らの小さい物差しで俺を測るんじゃない。鈴木みのるは後にも先にも一人しかいないんだ」ときっぱり。どこまでも我が道を行く唯一無二の王様が、史上初となる英国でのIWGP決戦で王冠を手にする。