【新日本】大混戦Bブロック ジェイ破竹の5連勝で巻き返し

2019年08月09日 16時30分

ジェイは拷問技でジュース(手前)を退けた

 8日の新日本プロレス横浜文化体育館大会で「G1クライマックス」Bブロック公式戦が行われ、前IWGPヘビー級王者のジェイ・ホワイト(26)がジュース・ロビンソン(30)を下し、5勝目を挙げた。開幕3連敗から破竹の5連勝で巻き返しに成功。初制覇を視界に捉えた“スイッチブレード”は、優勝決定戦(12日、東京・日本武道館)で現IWGP王者オカダ・カズチカ(31)への雪辱を誓った。

 序盤からジェイは、ジュースの脚を徹底的に痛めつけて主導権を奪った。20分過ぎにはパルプフリクション(キルスイッチ)の体勢に入られたところで、極悪軍団「バレットクラブ」のセコンド、外道が介入。その隙に急所攻撃を決めた。

 なおも粘るジュースはナックルからイス上へのパルプフリクションを狙うが、ジェイはこれを振り落として回避。容赦ないイス攻撃をジュースの脚に連発し、最後はJTO(裏足4の字固め)でギブアップを奪った。これでBブロックの首位タイに浮上。「これがサプライズだと思うか? お前たちは俺を信じ、俺を信頼していればいいんだ」と豪語した。

 2月の大阪大会で棚橋弘至からIWGP王座を奪取し、一躍トップレスラーの仲間入りを果たした。G1開幕前は優勝候補の一角と目されるも、スタートダッシュに失敗。前半戦の不振について「自分自身もあの結果は驚いている。ただ、はっきり言って負けはレッドシューズ海野(レフェリー)のせいだ。常に俺に不利なカウントをしたり、裁定をしたり、CHAOSとの癒着めいたものを感じる」と根も葉もない陰謀論を主張する。

 とはいえ、敗れた後藤洋央紀(40)、石井智宏(43)、矢野通(41)の3人が、ジェイも過去に在籍したCHAOS勢というのは事実。そこで「俺の6点は、全てやつらに盗まれた。せっかくだし、そのうっぷんを全部、オカダにぶつけてやりたい。それが優勝決定戦なら言うことなしだ」と、同ユニットのトップにしてAブロック単独首位に立つレインメーカーに“出頭”を命じた。

 2人の対決が実現すれば、IWGP王座から陥落した4月のマジソンスクエア・ガーデン大会の雪辱戦という最高のシチュエーションだ。その前にやるべきことがある。最終公式戦(11日、武道館)ではIWGPインターコンチネンタル王者の内藤哲也(37)と激突する。「武道館で俺がナンバーワンだとはっきり分かるだろう」。ジェイと内藤の他、ジョン・モクスリー(33)、後藤の4人が勝ち点10で並ぶ大混戦の中、2016年のケニー・オメガ以来となる外国人覇者を目指して突き進む。