新日本プロレス4日のエディオンアリーナ大阪大会で、真夏の祭典「G1クライマックス」Bブロック公式戦が行われ、ジェイ・ホワイト(26)がIWGP・USヘビー級王者ジョン・モクスリー(33)を撃破し、4勝目を挙げた。

 ブレイドランナーをかみつきで阻止され、ダブルアーム式DDTを浴びたジェイだが、セコンド・外道の介入もあって急所攻撃を決める。さらにデスライダーを狙われたタイミングでも外道が再びモクスリーの気を引き、スリーパースープレックス2連発で試合の主導権を奪い返した。

 なおもモクスリーは挑発を繰り返すが、ジェイはクロスアーム式ブラディサンデーを発射。最後はデスライダーで狂犬を沈めてみせた。首位のモクスリーを2連敗に追い込み、勝ち点2差に迫ったジェイは「俺がより危険な試合を仕掛け、制してみせた。スーパースターだった男を倒したぞ。ヤツを踏み台にしてやった」と勝ち誇った。