【新日本】オカダ手応え G1世界輸出

2019年07月13日 16時30分

オカダはG1の“海外進出”に自信を深めている

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)が12日、真夏の祭典「G1クライマックス」リーグ戦再開を前に新たな決意を明かした。今年のG1は6日(日本時間7日)に史上初めて米国のテキサス州ダラスで開幕。メインイベントで勝利を収め“発案者”としての責務を果たした王者は、G1ブランドをより世界に広める思いを強めた。

 オカダはアメリカン・エアラインズ・センターでのAブロック初戦で前年度覇者の棚橋弘至(42)を撃破。5年ぶりのVへ向け好発進し、4846人(主催者発表)の現地ファンを熱狂させた。

「会場が大きい(収容人数約2万人)ので、空席は目立ってしまってましたが、次やったときに今年以上に入れてステップアップしていけばいいこと。小さいかもしれないけど、大きな一歩だったなと思います」。長距離移動による選手への負担をはじめ、今後改善する課題もあったとしながらも、手応えを感じ取った様子だ。

 オカダはかねて米国での開幕戦を団体側に提案してきた。希望が一つ実現したことで、G1の“輸出”の自信も深まったという。「(海外での開催は)別に毎年じゃなくてもいいし、たまにでいいと思うんです。でも新日本が盛り上がっていけば、可能性としてはいずれ英国でできるかもしれないですし、メキシコでできるかもしれない」

 海外での開幕案は、野球の米大リーグを意識してのものだった。「例えばメジャーリーグは今年初めて欧州で(公式戦を)やってお客さん入れてますし。だから僕たちがもっとパワーをつけていけば、それだけのことができるかもしれないじゃないですか」と話し、より大きな目標へ目を輝かせた。

 とはいえ、G1自体はまだ1大会が終わったばかり。オカダも新たな決意を胸に、13日の東京・大田区総合体育館大会からのシリーズ再開へ腕をぶす。次戦(14日、大田区)ではザック・セイバー.(31)との公式戦を控えるが「去年(7月)英国で負けてるので、気合を入れていかないと。ダラスであれだけの歓声をもらったので、いい勢いを持っていけたら」と豪語した。

 1995年大会の武藤敬司、2000年大会の佐々木健介以来史上3人目、19年ぶりのIWGP王者としてのG1制覇へ突き進む。