【新日本】飯伏がKENTAに宣戦布告「新日本プロレスを叩き込む」 

2019年06月25日 11時30分

飯伏は空中浮遊からBUSHI(下)に急降下した

 新日本プロレス「G1クライマックス」(7月6日、テキサス州ダラスで開幕)で初優勝を狙う飯伏幸太(37)が24日、開幕戦で激突する元WWEのKENTA(38)に宣戦布告した。デビュー当初から接点の多かった相手だが、シングルは今回が初。今年4月の新日プロ再入団を経て迎える真夏の祭典では、自らに重要任務を課している。

 昨年の準優勝者、飯伏はIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)、前年覇者の棚橋弘至(42)らと同じAブロックにエントリーした。「去年より成績を下げないためには、まず決勝に行くというのが最低条件。そこのプレッシャーにどう打ち勝つか」と戦略を練りつつ「気になるのはオカダさん、棚橋さん、KENTAさん、借りを返していないという意味ではSANADAさん。初対決の人たちもいるし…。そういう意味では初戦が大事なのかな」と米国決戦に目を向けた。

 KENTAとはこれまでのプロレス人生で関係が深かった。タッグで初対戦した2005年5月のディファカップ(飯伏、KUDO組VSKENTA、丸藤正道組)はデビュー10か月だった飯伏の出世試合になり、その後のノアマットでも幾多の名勝負を繰り広げた。また16年のWWEクルーザー級クラシックに参戦した際も「毎回一緒だったし、いつも食事に連れて行ってくれて助けられた」と恩義を感じている。

 しかし再び飯伏のホームリングとなった新日マットで対戦する以上、譲れないものがある。約17年ぶりの新日プロ参戦となるKENTAに後れを取るわけにはいかない。

「自分が初めて新日本に出た10年前(09年5月)に対戦したのが棚橋さんと金本(浩二)さん。ヘビーのトップとジュニアのトップに新日本プロレスというものを教えられたし、叩き込まれた」と振り返るや「なので自分が出せるもので、今の新日本プロレスを体感してもらいたいですね」と言葉に力を込めた。

 新日本を背負って戦い、身をもってそのレベルの高さを証明することが、KENTAに対する恩返しにもつながると考えているようだ。この日の青森・八戸大会ではタッグ戦に出場。華麗な空中殺法で観衆を魅了したゴールデンスターが、団体の“門番”として立ちはだかる。