新日本プロレス16日の東京・後楽園ホール大会で、鈴木みのる(50)が「G1クライマックス」(7月6日、米テキサス州ダラスで開幕)の出場メンバーから落選したことに怒りを爆発させた。

 この日の大会中に、G1出場20選手とブロック分けが発表された。元WWE戦士のKENTA、ジョン・モクスリーやジュニア王者ウィル・オスプレイ、LIJの鷹木信悟、鈴木軍のタイチと注目の初出場勢がエントリーされる一方で、過去8回の出場を誇ったみのるの名前はなかった。

 その後の第6試合で6人タッグマッチに出場すると、フラストレーションをぶつけるかのようにIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカに猛攻を仕掛ける。レフェリーを突き飛ばし、ロープエスケープを無視して関節技をかけ続けるなど、暴走ファイトを繰り返した。

 さらに試合後のリング上でマイクを握り「なぜ、俺をG1に出さない? そんなに目障りか? そんなに危険か? お前らが大事にしているオカダをこうやって苦しめるからか!? お前らだって、見たいだろ。俺とG1出場選手の試合を。客の声聞けば分かるだろ? 今すぐ最強決定戦なんて、偽りの看板を下ろしやがれ」とアピール。

 バックステージでも収まらないみのるは「命削ってんだ、俺たちは。そしてそれを求めてるのは客だ。何を思ってこの決断したのか知らねえがな、俺は許さねえぞ」と痛烈な団体批判を展開した。