【新日本】敗れたジェリコがオカダ襲撃 救出した棚橋とも因縁勃発

2019年06月10日 00時03分

ジェリコ(左)に襲撃されたオカダの救出に駆けつけた棚橋(右)

 新日本プロレス9日の大阪城ホール大会で、IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(31)がクリス・ジェリコ(48)の挑戦を退け、2度目の防衛に成功した。

 日本が誇るレインメーカーと、世界的ビッグネーム・ジェリコの注目の初対決は、まさかの結末が待っていた。一進一退の攻防が大きく動いたのは25分過ぎだ。必殺のレインメーカーをかわされたオカダは、ジェリコのコードブレイカーをキャッチ。これをジェリコが前方回転エビ固めで切り返そうとしたところを上から押しつぶす形で、意表を突いた3カウントを奪った。

 しかし、この決着に納得がいかないジェリコは試合後のリング上で大暴れ。ジュダス・エフェクト(バックエルボー)などの暴行を受けたオカダは、棚橋弘至(42)に救出されたものの、甚大なダメージからか無言で会場を後にした。

 一方、ジェリコの怒りは収まらない。敗者にもかかわらず、勝者側のコメントブースに姿を現したY2Jは「最後にダウンしていたのはオカダで、立っていたのは俺。つまり事実上、俺の勝ちということだ。オカダが世界最高峰なのは認めるよ。今まで俺が戦ってきた中でも最高のレスラーの一人だ。ニュージャパンも素晴らしい。ただし、その頂点は俺だ」とまくし立てた。

 さらに「オカダよ、いつかまたやってやろうじゃないか。それから棚橋…いや『バカハシ』よ。お前ともいつか戦うことを約束してやる。次? どっちと戦ってもいい。なんなら棚橋、オカダ組と1VS2、ハンディキャップマッチでもいいぞ。それをやれば東京ドームでもなんでもチケットがすぐに売れるぜ。なんならG1に出てもいいんだぞ?」とまで言ってのけた。

 最後まで言いたい放題のジェリコ。多忙を極める男だけにG1参戦はさすがに非現実的だが、オカダ、棚橋の両者との間に遺恨が残り、この日の大会が後味の悪い結末となったことは事実。新日マット再登場は果たしていつになるのか注目だ。