新日本・ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」で3年ぶり2度目の優勝を果たしたウィル・オスプレイ(26)が6日、3度目のIWGPジュニアヘビー級王座戴冠を誓った。

 前夜に制した“ザ・ドラゴン”こと鷹木信悟(36)との優勝決定戦を「俺は全勝のままきた鷹木を止めた。ドラゴンスレイヤー(竜を狩る戦士)の名の通りにドラゴンを叩き切ることができたよ」と振り返った。

 9日の大阪城大会ではIWGPジュニア王者ドラゴン・リーに挑戦することが決定。「2匹目のドラゴンを斬りにいかないと。ナイスガイだし大好きだけど、俺が一番欲しい物を持っているので」と語る。

 ただし決戦地の大阪では2度も同王座戦で敗れており「呪いがかかっているんじゃないかと思うこともあるけど、IWGPジュニアを取るために(大阪に)参戦したい」と表情を引き締めた。

 さらにヘビー級選手だけが印刷された大会ポスターをにらみつけるや「なぜヘビーの陰に隠れないといけないんだ!? これからはジュニアの地位を上げる。ベルトを取ることができたらヘビー級との対戦を組んでくれ!」と要求し、決戦に向けて気持ちを高めた。