【新日本】オスプレイが「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」優勝決定戦進出 熱望していた鷹木との一戦が実現

2019年06月04日 16時30分

場外の田口(下)へコーナー最上段からシューティングスターアタックを放つオスプレイ

 新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」は3日の岡山大会でBブロック最終公式戦が行われ、ウィル・オスプレイ(26)が田口隆祐(40)との首位対決を制し、優勝決定戦(5日、東京・両国国技館)進出を決めた。原動力になったのは、先にAブロック突破を決めた鷹木信悟(36)の存在だ。

 試合前の時点でオスプレイと田口は勝ち点12の首位に並び、勝った方が優勝決定戦進出を決める一戦。序盤は田口の試合巧者ぶりに苦しむ場面もあったが、オスプレイはコーナー最上段から場外へのシューティングスターアタックなど空中殺法で反撃だ。足殺しも切り抜け、最後はストームブレイカー(変型ネックブリーカー)で3カウントを奪った。

 試合後は優勝決定戦で激突する鷹木がリングに現れ、“視殺戦”を展開。挑発に対してオスプレイは「ここは俺のホームだ。俺はここを愛している。必ず優勝する!」とアピールするや「彼の無敗を俺が止めてみせる」と自信の笑みを浮かべて観衆を沸かせた。

 鷹木との対決を誰よりも楽しみにしていたのは他ならぬオスプレイだった。「彼がドラゴンゲートにいた時から興味があって、ずっと『いつか戦いたい』と思っていた」。昨年10月、鷹木がドラゲーを退団してフリーになるとすぐにSNSを通じて接触。「鷹木を母国のファンにも見せたい」との理由で英国での対決をオファーした。

 当時は実現に至らなかったが、その思いは忘れたことがない。「鷹木との対決まであと一歩のところまできたんだから、負けられない」という並々ならぬ闘志で田口戦に臨んだことで、最高の舞台は整った。熱望した男との大一番を制し、3年ぶり2度目の優勝を果たす。