ファンの心と勝利奪うバンディードに注目

2019年05月16日 16時30分

マスクも個性的なバンディード(左)

【プロレスキャスター・元井美貴の本日、プロレス日和】新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)26」が開幕し、熱戦が繰り広げられています。今年は20選手のうち7選手が初参戦! 新鮮な顔ぶれが揃う中、元井はROH所属のバンディード選手に注目しています。

 リングネームはスペイン語で「盗賊」を意味し、マスクは顔の下半分が布で隠されたミステリアスなデザイン。「最重要指名手配」とうたわれている通り、母国メキシコだけではなく米国、日本、オーストラリア、英国などからもオファーが殺到する超人気ルチャドールなのです。

 入場から天性の華やかさで会場中の視線を奪い、説得力あるパワフルかつ美しい技でお客さんの心を奪い、対戦相手から勝利をも奪っていく実力派。コーナー上から横回転してぶつかっていくトルニージョアタックなど、美しい上に衝撃の強さが伝わる技が多いのが魅力で、見ていて楽しい選手の一人です。「ハイフライヤー」というよりも「飛べるパワーファイター」という表現が合っているかもしれません。

 ルチャドールとしてのデビューは2011年6月とのことで、新日本の選手では髙橋ヒロム選手(10年デビュー)と、SHO選手、YOH選手(12年デビュー)と同じくらいのキャリアになります。ご本人に「新日本では誰がライバルですか?」と伺ってみたところ鷹木信悟選手の名前を挙げていました。バンディード選手と鷹木選手といえば、世界中の猛者が集った昨年の「バトル・オブ・ロサンゼルス」でジェフ・コブ選手を加えた3人で決勝を争いました。BOSJではブロックが分かれているので、お互い決勝に進めば夢のカードが実現しますね!

 ちなみにバンディード選手のTシャツに書いてあるフレーズ「テンディード・コモ・バンディード」は速さを表現する言葉で「急いで行く」という意味があるそう。まさに急速度で世界の至宝を狙う姿を、私たちも急いで追いかけましょう。