【新日本】内藤 盟友・九里との再会で誓うIC王座奪還

2019年05月04日 16時31分

逆襲に燃える内藤は飯伏(左)の顔面に強烈なキックを叩き込んだ

 新日本プロレスの内藤哲也(36)が3日、“盟友”にささぐIWGPインターコンチネンタル(IC)王座奪還を誓った。現王者・飯伏幸太(36)への挑戦が決定的な状況にあるが、今年上半期は低迷が続いており危機感をあらわに。先月末には、同じく今季絶不調のプロ野球広島カープ・九里亜蓮投手(27)との再会が実現し、逆襲への思いを強めている。

 内藤はこの日の福岡大会で6人タッグ戦に出場し、飯伏と対戦。試合後には王者から「いつ、どこで(王座戦をやるのか)決めてくれますか」と促された。内藤は「ここは“あの言葉”を思い出してくださいよ」と返答を保留したものの、上半期中のIC奪還を目指しており、決戦の舞台は6月9日の大阪城ホール大会が濃厚となっている。

 王座返り咲きへの誓いを新たにする出来事もあった。広島大会前日の4月25日には、わざわざ前乗りして、愛する広島カープの応援のためマツダスタジアムへ。試合前には、昨年末の本紙で“聖地”ファミレス対談を行った九里投手とも再会を果たした。

「球場内の通路のところで声をかけてきてくれて。彼は去年の4月にジャクソン(投手=現ブルワーズ)が我々LIJ(ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン)と一緒に入場したことを悔しがってくれていて。シーズン中は無理なので『オフに広島大会があればできますね』と話したら『いや、僕は東京ドーム狙ってますんで』と。忘れてないんだな、まだ諦めてないんだな、と、うれしくなりましたね」

 本紙対談の中で2人は来年1月4日東京ドーム大会で一緒に花道を歩く目標を掲げていた。ところがこの際の会計を本紙に押しつけたバチが当たったのか、今季は揃って低空飛行が続いている。

 九里は登板4試合で0勝3敗と不振を極め、4月30日に二軍降格。内藤は「NEW JAPAN CUP」1回戦、4月6日の米マジソンスクエア・ガーデン大会と飯伏に2連敗を喫してIC王座から陥落した。

「もちろん九里選手にもドームにふさわしい活躍をしてもらいたいんですが…。そもそもこのままじゃ最悪、肝心の俺がドームで試合を組んでもらえない可能性まであるのでね。お互いここから巻き返さないといけないな、とは思ってますよ」。盟友の花道を用意するためにも、IC王座を奪還する決意だ。

 今年に入って早くも3回目の同世代ライバル対決。土俵際の内藤が必勝の十字架を背負う。