【新日本】真壁 長州とのラストマッチで“22年越し”の悲願かなえる

2019年04月24日 16時30分

真壁はタンガ・ロア(左)とタマ・トンガに、まとめてラリアートを決めた

 新日本プロレスの真壁刀義(46)が23日、「POWER HALL 2019」(6月26日、東京・後楽園ホール)で行われる長州力(67)のラストマッチで“22年越しの悲願”をかなえると予告した。1998年1月4日の長州引退試合(東京ドーム)で5人掛けマッチのメンバーから漏れた悔しさは、今なお忘れられない。長年付け人を務めたかつての師に、最後の最後で恩返しする。

 革命戦士の最終章は豪華メンバーによる6人タッグ戦。真壁は藤波辰爾(65)、武藤敬司(56)と組み長州、越中詩郎(60)、石井智宏(43)組と対戦する。「一つ言えることは俺、付け人やってたのにあの人の引退試合に出られなかったんだよな。世話になったのは間違いないし、その後に復帰して、最後の最後でこうして試合が組まれたのは不思議なもんだよ」としみじみ語った。

 長州は1998年1月に「5人掛け」(藤田和之、吉江豊、高岩竜一、獣神サンダー・ライガー、飯塚高史)形式の引退試合を行った。だが当時の真壁は対角線に立つことがかなわず、同じコーナーに控え雑用に奔走した。「そりゃ落ち込んだよね。『何で俺が選ばれねえんだよ』とも思ったけど、しょうがねえ。その時の俺に価値がなかったってことなんだから」と振り返る。

 だからこそ今回のオファーは二つ返事だった。2009年に36歳でG1クライマックスを初制覇、翌10年にIWGPヘビー級王座初戴冠を果たした遅咲きの雑草は、真のトップレスラーとなってから長州と試合で絡んでいないからだ。

「このリングに上がることが恩返しだよな。顔面ひっぱたいてやるよ。昔、それをやったら、リキラリアート食らって、顎関節症にされたけどな。ゴマするわけじゃねえけど、これがプロレスってものを見せてきた人だから、俺もザ・プロレスってもんを見せてえ。最後だからって手を抜くつもりもさらさらねえし」。時を経て“介錯役”にふさわしいレスラーに成長したことを証明する。

 新日プロ29日の熊本大会では矢野通(40)とのコンビで、タマ・トンガ(36)、タンガ・ロア(35)組が持つIWGPタッグ王座への挑戦も控える。「持ってる(NEVER無差別級)6人タッグ、それにIWGPタッグも持っていきてえな。バリバリトップの選手が来たってなる」

 この日の後楽園大会では前哨戦で躍動。トップ戦線で戦い続ける誇りと万感の思いを胸に、最後の花道に立ちはだかる。

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