【新日本】オカダ・カズチカとSANADAがNJC決勝進出

2019年03月24日 00時00分

石井(左)を撃破し決勝に進んだオカダ

 新日本プロレス23日の新潟・アオーレ長岡大会で「NEW JAPAN CUP」準決勝が行われ、オカダ・カズチカ(31)が石井智宏(43)を、SANADA(31)が棚橋弘至(42)をそれぞれ撃破し、優勝決定戦(24日、長岡)に進出した。4・6マジソンスクエア・ガーデン大会で、IWGPヘビー級王座(現王者はジェイ・ホワイト)に挑戦するのはどっちだ!?

 CHAOSの同門で手の内を知り尽くす石井との一戦は、互いに一歩も譲らぬ大激闘となった。ツームストーンパイルドライバーから狙ったレインメーカーに、カウンターのヘッドバットを合わされ首折り弾で倒される。さらには雪崩式ブレーンバスターを浴び、再び繰り出したレインメーカーもかわされ腕ひしぎ十字固めにとらえられるなど、窮地の連続となった。

 それでも20分過ぎ、カウンターのドロップキックで反撃開始。なおも粘る石井の垂直落下式ブレーンバスターを阻止して体を入れ替えると、旋回式のツームストーンパイルドライバーを発射。最後はついにレインメーカーをヒットさせ、トーナメント制覇に王手をかけた。

 オカダは「あと1つ。もうね、元気ないよ。でもそれは、次(の試合で逆ブロックから)上がってくる人間も同じだと思うし」と疲労困ぱいの自らを鼓舞。「(試合後に)石井さんにも『お前が優勝しろ』って声かけてもらったしね」と2013年大会以来、6年ぶり2度目のVを誓った。

 準決勝のもう1試合では、SANADAがエースの夢を打ち砕いた。クラシカルなスタイルを得意とする者同士の一戦は、ドラゴンスリーパーの応酬や丸め込み合戦など、高度な読み合いとなった。一瞬も気が抜けない一進一退の攻防が大きく変化したのは、20分過ぎだ。

 棚橋のスリングブレイドでマットに叩きつけられたSANADAは、逆襲のオコーナーブリッジで3カウントを狙ったところを、ジャパニーズレッグロールクラッチで切り返されてしまう。しかし、それをさらに切り返し、Skull End(変型飛龍裸絞め)で捕獲。渾身の力で締め上げてギブアップを奪い、初の決勝進出を決めた。

 新潟県出身のSANADAは「ここだけの話をしてもいいですか。『でも』とか『やっぱり』って言葉すごく嫌いなんですけど…。でもやっぱり!日本で一番、ここ長岡が好きです。おい長岡! シーユー・トゥモロー!」とマイクアピールし、会場のファンから大声援を受けた。