【新日本】ジェイ NJC覇者が他王者ならWタイトル要求

2019年03月07日 16時30分

ジェイ(右)はブレイドランナーでオスプレイを沈めた

 新日本プロレス6日の東京・大田区総合体育館大会でIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト(26)が、NEVER無差別級王者ウィル・オスプレイ(25)とのスペシャルシングル戦を制した。4月6日に米ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン(MS・G)で控えるV1戦に弾みをつけた王者は、「NEW JAPAN CUP(NJC)」(8日、後楽園で開幕)を他王者が優勝した場合、ダブルタイトルへの変更を要求だ。

 旗揚げ記念日大会のメインを務めた2人の外国人が、会場を熱狂の渦に包んだ。リバースのファイヤーバードスプラッシュなどオスプレイの超絶空中技に苦しんだジェイだったが、オスカッターを切り返して形勢逆転に成功。最後は問答無用のブレイドランナー(シスターアビゲイル)で激闘に終止符を打った。

 ノンタイトル戦ながら王者対決を制しIWGPの権威を示した。すでに格闘技の殿堂MS・GでNJC覇者との防衛戦が決定済みで、次期シリーズは高みの見物となる。「以前はNJCの優勝者は挑戦するベルトを選べたが、今年は違う。それは俺こそが最もカネを生み出す王者だからだ。俺は誰が来ても関係ない。だからトーナメントについては一切気にしていない。予想することも興味がない」と不敵な言葉を並べ立てた。

 その一方で、一つだけ要望があるという。今年は挑戦選択権の廃止に伴い、IWGPインターコンチネンタル(IC)王者の内藤哲也(36)、NEVER王者のオスプレイ、そしてIWGP・USヘビー級王者ジュース・ロビンソン(29)がエントリーした。

 そこで「王者の3人のうち、誰かが優勝したのなら、2つのベルトをかけて戦うことになる。自分だけがベルトを失うリスクを背負い、相手は何もかけないなんてズルいじゃないか。だったら公平に2つともかけるべきだ」と言い放った。

 NJCでは2012年大会でIC王者だった後藤洋央紀が優勝してIWGPに挑戦したが、当時はあくまで単独のIWGP戦として行われた。今回は現役王者が制した場合、MS・Gでは両王座をかけての決戦を主張する意向。果たして3人の王者は勝ち上がれるのか、NJCの行方が注目される。