【新日本】オカダ・カズチカがNJCでの完全復活を予告

2019年03月04日 16時30分

オカダはNJC開幕が待ちきれない様子だ

 新日本プロレスのオカダ・カズチカ(31)が、「NEW JAPAN CUP(NJC)」(8日、後楽園ホールで開幕)での完全復活を予告した。優勝すれば4月6日にニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン(MS・G)でIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイト(26)への挑戦権を手にする大一番。4年ぶりのNJCに向け、秘める思いを明かした。

 IWGPの絶対王者に君臨してきたオカダは、昨年まで3年連続で優勝者を迎え撃つ立場が続いたため、2015年大会以来の参戦となる。さらに今年はIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也(36)をはじめとするIWGP以外の現役王者勢も加わり、史上最多となる32選手が出場する。

 役者の揃ったトーナメントに向けオカダは「なおさら盛り上がるんじゃないですか。今までにないNJCになるんじゃないかなと思います」と腕をぶし、1回戦(9日、名古屋)で激突するマイケル・エルガン(32)を「病み上がりが勝ち上がれるほど甘くない」と挑発した。

 トーナメントにかける思いは誰よりも強い。IWGP奪還の目標はもちろんのこと、王者ジェイに1月4日の東京ドーム大会で敗れた雪辱の機会を待ち望んでいたからだ。さらに新日プロが初進出する格闘技の殿堂MS・Gのメインにも特別な思いがある。

 米TNAで武者修行時代の11年5月のこと。新日プロが開催したニューヨーク大会に出場した。
 当時から「いつかMS・Gで試合を…」と語っていた棚橋弘至を「何を言っているんだろう、この人は」「無理に決まってるじゃないか」と思いながら見ていたという。

 だが自身もIWGP王者となり、団体をけん引する立場になるにつれ、いつしか同じ目標を抱くようになった。「その時(11年)の新日本はとても人気があるように見えなかったですしね。14年くらいからちょっとずつ変わってきた。でも(MS・Gのメインの)切符はあと1枚しかないですからね。どっちの思いが強いか、じゃないですか」と棚橋をライバル視しつつ、その権利は誰にも譲るつもりはない。

「いろいろな人に優勝候補だと期待してもらっていると思いますし、その期待に応えたいですね。(優勝予想は)一点でいいんじゃないですか」。復権を狙うレインメーカーが春の頂へ突き進む。