6日の新日本プロレス大田区大会で獣神サンダー・ライガーとのIWGPジュニアヘビー級王座V2戦に臨む石森太二(36)が、ジュニアの重鎮の介錯を買って出た。
自ら指名し、ライガーを王座戦線に引きずり出したことについて「ジュニアの象徴と言えばライガー。ジュニアをリボーン(再生)するという意味では避けては通れない。自分としてもライガー超えを果たしたいしね」とその意図を説明する。ライガーとのシングル戦はノア時代の2009年グローバル・ジュニアヘビー級リーグ公式戦で敗れた1試合のみ。KUSHIDA(退団)、田口隆祐と新日本本隊の主力を連破している王者は、ビッグネーム狩りで新時代到来を満天下に示すつもりだ。
ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」を2年前に卒業した大ベテランの挑戦者は「最後のチャンスになるかもしれない」とベルト取りへ闘志を燃やしている。だが石森は「ジュニアヘビーをすごく上(のステージ)に上げた功績は認めてますよ。ただ、そう言うのであれば、俺が引導を渡してやる。そういう存在を消して行くのが俺の役目」と返り討ちを予告。自らが掲げる「リボーン」を一気に推し進めることを誓った。