【新日本】飯伏幸太“残留”を決断 NJC3・8への決意を語った

2019年02月28日 16時30分

飯伏は内藤との初戦に気合十分だ

 ゴールデンスター・飯伏幸太(36)が、復帰シリーズとなる新日本プロレス「NEW JAPAN CUP(NJC)」(3月8日、後楽園ホールで開幕)への決意を語った。盟友ケニー・オメガ(35)が米国の新団体「AEW」へ移る一方で、“残留”を決断した自身は新日プロに専念したい希望を持つ。まずはIWGPインターコンチネンタル王者・内藤哲也(36)との1回戦(同10日、尼崎)に向けて並々ならぬ闘志を燃やした。

 飯伏は1月4日東京ドーム大会でウィル・オスプレイとのNEVER無差別級王座戦で敗れ、脳振とうによるダメージで欠場。2月11日の大阪大会でNJCでの復帰とともに「僕はどこにも行きません」と表明した。

 この“残留宣言”はケニーのAEW入りに伴い、自身の去就にも注目が集まっていたことに対する明確な返答だった。実際にAEWからオファーがあったことは認めつつ「悩みはないです。逆になんでみんなそう(自分の去就を不透明と)思ってたのかが知りたい」と気持ちが揺らぐことはなかったという。

「ケニーにはケニーの選択があって、そこに向かって進んでたんだろうし、成功してほしい。『またいつかどこかで…』という思いもあります」と別々の道を歩む盟友にエールを送りながら、再会のために海を渡るつもりは全くない。

「自分はプロレスを広めるために路上プロレスとかもいろいろやってきた。ここ数年新日本に出て、一番世間に広められるところだと。プロレスだけでなくても、目に触れる機会が多いし」

 追い求めてきた理想を実現するために、長期的に新日プロに専念することを望む。そしてプロレス人生を左右する重大な決断が間違っていなかったことを証明する戦いは、NJCで幕を開ける。優勝すれば米ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン大会(4月6日)でIWGPヘビー級王者ジェイ・ホワイトへの挑戦権を得る。

 トーナメント初戦で内藤との大一番が決まり「1回戦内藤さんというカードを組んでくれた団体には感謝してます。1回戦が決勝戦くらいの気持ちなので。そこに全力を注ぎたい」と語り、表情を引き締めた。

 自由を謳歌してきたとばかり見られがちだが、信念だけは一度も曲げたことがない。新日プロのリングで、その道を選んだ「覚悟」を示す。