【新日本】棚橋が右ヒザにダメージ ジェイとの2・11決戦に暗雲

2019年02月03日 00時00分

ジェイ・ホワイト(奥)にギブアップ負けを喫した棚橋弘至

 新日本プロレスのIWGPヘビー級王者・棚橋弘至(42)が2日、札幌大会で次期挑戦者ジェイ・ホワイト(26)に屈辱のギブアップ負けを喫した。

 棚橋はメインでオカダ・カズチカと組みジェイ、バッドラック・ファレ組と対戦した。昨年末にジェイと抗争していたオカダとの共闘が実現し、団体ツートップの合体は「ドリームタッグ」とも称された。連係不足からか昨年まで組んだ試合は全敗に終わっていたが、1月の仙台大会で待望の初勝利。勢いそのままにこの日、初めて純粋な2人だけのタッグ戦に出陣した。

 ファレを合体ブレーンバスターで投げるなど完全に機能した棚橋とオカダは、20分過ぎにジェイを孤立させて勝負に出る。オカダのドロップキック、ツームストーンパイルドライバーのアシストを受けた棚橋が、スタイルズクラッシュを決めた。

 だが、直後に狙ったハイフライフローがファレに妨害されると一気に形勢逆転を許す。棚橋はジェイのイス攻撃をヒザに浴びてしまい、グラウンドドラゴンスクリュー2連発に悶絶。救出を試みたオカダがファレのバッドラックフォールに沈められてしまうと、最後はジェイのTTO(タナハシ・タップ・アウト=裏足4の字固め)に屈辱のギブアップ負けを喫した。

 悪夢はそれだけで終わらない。試合後のリング上でIWGPベルトを奪い、マイクアピールした挑戦者に立ち向かった棚橋は、ファレに羽交い締めにされてしまい、ジェイのブレイドランナーにKOされてしまった。

 屈辱にまみれた棚橋は「ヒザを〝撒き餌〟にしていたら、魚がかかったけど…思ったより小物だったな。今日は我慢できなかったけど、次は必ずもっと耐えてみせる」と強がったが、古傷の右ヒザに大ダメージを負ってしまった事実は重い。タイトル戦が行われる2・11大阪決戦に暗雲が垂れ込めてきた。