さらばY2J。新日本プロレスの内藤哲也(36)が26日、来年1月4日東京ドーム大会で挑戦するIWGPインターコンチネンタル王者クリス・ジェリコ(48)の新日マット追放を宣言した。

 大一番を直前に控え、この日は自身のツイッターに自撮りの動画をアップした。同王座戦を内藤の引退試合にすると挑発されたことを受け「その意気込みは素晴らしいですが…あなたが大好きなハエ(ジェリコが内藤の比喩に使用した)のように、俺はしぶといぜ」とニヤリ。「あのマヌケなメークはやめてくださいよ。だってこの試合が、あなたのラストマッチになるんだからね」と逆予告を繰り出した。

 確か先週末は急性へんとう炎で40度以上の高熱にうなされていたはず。治った途端にこんな動画を作成するなんて、よほど暇な年末を過ごしているのか…? そこで連絡を取ってみると羽田空港にいることが判明した。

 さっそく本紙が取材に向かうや「年に数試合しかしてないジェリコがあんなに偉そうなのは、世界的知名度にすり寄っている新日本と、ベルトを取られた俺に責任があるわけです。俺はベルトを取り返すので新日本ももう彼にゴマをするのはやめてもらいたいね。ラストマッチはもちろん、新日本における彼の最後の試合っていう意味ですよ」と真意を説明した。

 その後は目的不明ながら、西日本地方への国内線搭乗口に歩を進め「もういいかな? こう見えて俺、オクパード(忙しいの意)なんでね。落ち着いたらまた連絡するよ」と言い残し機上の人に。日米カリスマ決戦は刻一刻と近づいている。