【新日本】ケニー 棚橋のプロレス大賞MVPに異議アリ

2018年12月26日 16時30分

ケニーはまたも棚橋を“口撃”した

 異議あり! 新日本プロレス来年1月4日東京ドーム大会で棚橋弘至(42)とのV4戦に臨むIWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(35)が25日、東京スポーツ新聞社制定「2018年度プロレス大賞」の選考に疑問を呈した。G1クライマックス制覇に加え、リング外の活躍も光った棚橋がMVPに輝いたが、ドーム決戦で選考ミスを証明するという。

 ケニーは6月の大阪城大会でオカダ・カズチカ(31)を破り、悲願のIWGP王座を初戴冠。これまで3度の防衛を果たし年間最大興行に駒を進めたが、プロレス大賞のMVPに選出されたのは棚橋だった。

 普段から酒を飲まないケニーは、シラフでこの選考に異を唱える。「今年のドームで俺はクリス・ジェリコと戦い、何億円ものカネが動いた。大阪城ではオカダと64分を超える戦いをして、ベストバウトになった。新日本は今年、米国でも大会をたくさんやった。それらのメインはタナだったんだよな? MVPなんだから。え、違う? おお、まさか…それはケニー・オメガだったんじゃないか?」と年間を通した活躍は自身が上だと大げさに主張した。

 また、リング外の活動も高く評価されてのものだが、これも納得する理由にならない。「映画は俺にできなかった、素晴らしいことだ。では逆に、俺にしかできないリング外の活動を考えてもらえただろうか。日本だけでなく世界で、だよ。世界のMVPが日本のMVPであるべきだ」と譲らなかった。

 ただし、この不満こそがV4戦へのモチベーションにつながっているのは事実で「全てを置いといて、タナには『おめでとう』と言いたい。プロレスのMVPと試合ができるなんて。ドームの試合を楽しむ要素が一つだけ増えたじゃないか」と語る。しかも、ここで返り討ちにすれば、来年1月17日のプロレス大賞授賞式までに自身の正しさが明らかになる。

「タナには『俺が間違っていた』と自分の口で言ってほしい。選考した人間からも『間違っていた』『タナに洗脳されていた、ごめんなさい』と言ってもらい、俺が『大丈夫ですよ。許します』と言うところまでを楽しみにしている」

 激しいイデオロギー闘争を繰り広げてきた両雄にとって、1・4ドーム決戦は審判のとき。美学、信念、持てる全てを最高峰の舞台でぶつける。