【新日本】棚橋がIWGP王者ケニーの挑発に痛烈反論

2018年09月21日 16時30分

棚橋の自信は揺るぎない

 反撃のノロシだ。新日本プロレスのG1クライマックス覇者・棚橋弘至(41)が、IWGPヘビー級王者ケニー・オメガ(34)を一刀両断にした。自身が持つ来年1月4日東京ドーム大会でのIWGP挑戦権利証の争奪戦(23日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)でオカダ・カズチカ(30)との対戦を控える中、王者から度重なる挑発を受けたが、逸材が放った痛烈な言葉とは?

 2012年からスタートした争奪戦史上、最強の挑戦者と言っていい。棚橋はオカダに5月のIWGP戦(福岡)で完敗。自身が持つ記録を更新され、歴代最多のIWGP連続防衛記録「V12」を打ち立てられた。優勝したG1でも、公式戦での激突は30分時間切れ引き分けだった。

 それでも「東京ドームのメインイベントを目指しているのではなく、その先の8回目のIWGP戴冠を目指してますんで。これはテスト勉強と同じ。80点を目指していたら、100点は取れない。目標を高く置くことが大事」と権利証の防衛に自信をのぞかせた。

 一方で、この一戦に向けて“外野”が騒がしくなっている。現王者のケニーからは、リスクが大きい防衛ロードを理由に「棚橋がドームまでに権利証を失う可能性はとても高い」と指摘された。ケニーがV2に成功した15日の広島大会後にも「お前とはプロレスに対する観念が合わない」とまで言われる始末だ。

 かねて棚橋が「俺は彼のプロレスが好きじゃない」とケニーに対する否定的発言を繰り返したことが伏線となっているが「まき餌をしていたら大物が食いついてきたなって感じです」と不敵な笑みを浮かべた。

 その上で「僕がケニーの視界に入るところにいるってことですよ。ただ、人の心配してる暇があったら、自分の心配をしなさいよ」と痛烈な言葉を返した。

 過去6年の権利証を巡る争奪戦で、G1覇者から他の選手に渡った例はない。だが、G1後から翌年1・4ドームまでにIWGP王者が入れ替わったケースは一度だけある。2014年10月に当時の王者AJスタイルズを破り、逆転でドームへの切符をつかんだのはほかならぬ棚橋だった。

 その前例があるからこそ、むしろ王者こそ危機感を持つべきと警鐘を鳴らすのだ。ともあれ、棚橋としては神戸決戦クリアが最優先。まずは宿敵を撃破し、3年ぶりの1・4ドームメインイベンターの座を引き寄せる。