新日本プロレス17日の大分・別府ビーコンプラザ大会で内藤哲也(36)との一騎打ちを控える鈴木みのる(50)が、15日の広島サンプラザホール大会で沈黙を破った。

 8人タッグ戦で激突すると、場外では試合権利そっちのけで内藤をスリーパーホールドで絞め続ける。試合が終了しても鬼気迫る表情で迫り、腕ひしぎ逆十字固めでダメージを与えた。

 みのるはIWGPインターコンチネンタル王者時代の3月6日大田区大会で防衛戦がセミになり、ノンタイトル戦にメインを奪われたことに怒りを爆発させた。内藤からはそのことを引き合いに出され、17日の試合がメインに据えられたことへの見解を求められていたが、無言を貫いていた。

 だが、試合後はついに“王様節”が解禁され「なに言ってるんだ。俺は俺の都合のいいようにしかやらねえんだ。お前、誰を相手にしてると思ってるんだ? ルールも秩序も序列も俺が作るんだよ」とニヤリ。

 さらに「やる理由? 目と目が合ったから。それ以外の理由がいるか? お前がかぶってるその皮、全部剥ぐぞ。偽者のカリスマ。俺は次に行く。次と言ったら“あそこ”だろ」と傲慢極まる理屈で抹殺を予告した。