【新日本】初制覇へ怪気炎 EVIL「G1を暗黒に染める」

2018年06月26日 16時30分

祭典初制覇に意欲をみせるEVIL

 新日本プロレスのキング・オブ・ダークネスことEVIL(31)が25日、「G1クライマックス」(7月14日、大田区総合体育館で開幕)の支配を最優先事項に掲げた。遺恨が勃発中のIWGPインターコンチネンタル王者クリス・ジェリコ(47)がG1不参戦となったことで、制裁は一時保留。真夏の祭典初制覇へ怪気炎を上げた。

 EVILは9日大阪城大会でジェリコに敗れたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの内藤哲也(36)を救出。新IC王者と一触即発のムードが漂った。だが「内藤にああいう形で勝利し、その後も手を出していたからな。パレハ(相棒)として助けに行った…それ以上でもそれ以下でもない。(内藤の)敵討ちというつもりはない。確かにこのリングをヤツが荒らしていることは気にくわない気持ちもあるがな」と真意を説明した。

 しかも多忙な世界的スーパースター、ジェリコは、真夏の祭典には不参戦。この事実もEVILにとって早期挑戦への興味を薄れさせる一因となっている。「アイツはG1には出てこないんだろ? …フン、まあいい。このキング・オブ・ダークネスが今見ているのは20人(G1出場選手)の頂だけだ」と、当面はジェリコを放置処分、G1制覇を最優先させる方針を明かした。

 初制覇を狙うリーグ戦では、Aブロックにエントリー。同ブロックには前IWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(30)、復権を狙うエース棚橋弘至(41)が名を連ねているが、その2人にシングル戦で勝利した実績を持つEVILもダークホースと目される。「Aブロックを勝ち上がるのは、時代遅れのエースでも、地に落ちたレインメーカーでもない。このキング・オブ・ダークネスだ」と優勝候補2人に宣戦布告を放った。

 7月7日(日本時間同8日)の米サンフランシスコ大会ではSANADA(30)とのコンビでIWGPタッグ王者マット・ジャクソン(33)、ニック・ジャクソン(28)組への挑戦も控えている。暗黒の王が今夏、タッグとシングル両方の頂点へ突き進む。