【新日】本間が477日ぶりリング復帰 リハビリ支えた新妻・千恵さんに感謝

2018年06月24日 00時00分

左から真壁刀義、本間朋晃、千恵夫人、棚橋弘至、田口隆祐

「こけし」こと本間朋晃(41)が23日の新日本プロレス・山形大会で、中心性頸髄損傷から477日ぶりにリング復帰を果たした。

 地元・山形の大声援に迎えられ、477日ぶりにリングに帰ってきた。本間は棚橋弘至、真壁刀義、トーア・ヘナーレ、田口隆祐と組み、内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンと10人タッグ戦で激突。先発を買って出ると、いきなり内藤とエルボーの打ち合いを展開した。

 その後はLIJの集中砲火を浴び苦戦を強いられたが、どん底から這い上がってきた男の執念で立ち上がり続ける。真壁とのサンドイッチラリアートをBUSHIに決めると、助走をつけて渾身の小こけし(倒れこみ式ヘッドバット)を発射。この一撃で真壁のキングコング弾をアシストし、復帰戦を勝利で飾った。

 試合後のリング上でマイクを握り「ただいま!」と第一声を発した本間は「首をケガして人生、諦めてました。でもこうやって、また新日本プロレスのリングに戻ってくることができました」とあいさつ。

 さらに「一番頑張ったのは、僕じゃない。奥さんなんです…。プライベートで申し訳ないんですが、言わせてください。千恵、ありがとう。愛してるよ。俺は最高に幸せです」と、苦しいリハビリを二人三脚で支え続けてくれた新妻・千恵さんに感謝の言葉を送った。最後は「皆さんがもっともっと幸せでいられますように。こけし・イズ・ハッピー。幸せになろうぜ!」と決めゼリフで大会を締めくくった。

 昨年3月の沖縄大会で大ケガを負い、病院に運び込まれたときは下半身にまひが残る可能性が高く、リング復帰は絶望とまで言われた。「長かった…。もうダメかと思ったことも何度もあった。めちゃくちゃしょっぱかったけど、次は今日以上のものを絶対見せます。(リングの上は)誰にも譲りたくない、最高の空間です」。自分が生きる場所はここしかない。誰からも愛され、プロレスを愛するこけしが、絶望の淵から奇跡の復活を果たした。