新日本プロレスの「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」の緊急集会を27日、独占キャッチした。ジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」で苦戦が続くBUSHI(35)と高橋ヒロム(28)のために、リーダーの内藤哲也(35)が聖地・ファミレスで激励会を開催。

 その成果がさっそく表れたのか、ヒロムはこの日の公式戦で田口隆祐(39)を撃破して2勝目を挙げた。

 田口の変幻自在なスタイルに苦戦を強いられたが、オーマイ&ガーアンクルを何とか抜け出して窮地から逃れる。切り返し技の応酬から変型の三角絞め「D」へとつないで、ギブアップ勝利を奪ってみせた。

 これで2勝2敗の五分に戻したヒロムは「田口さん、あんたのおかげで勢いつけさせてもらった。だから、もっと、もっと、もっと、もっと、もっと、みんなで! 楽しもうぜ」と逆転優勝をアピールした。

 なおBブロックは開幕3連勝を飾っていたドラゴン・リー(23)がクリス・セイビン(36)に敗れリーグ戦初黒星。両ブロックを通じて全勝がいなくなり、BOSJは大混戦模様となってきた。