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【全日本】筋肉獣・ゼウス 大阪で世界タッグ王座奪還し悲願の3冠取りへ


筋骨隆々の体を誇示するゼウス

 全日本プロレスの筋肉獣・ゼウス(36)が22日、世界タッグ王者の“乱立”に終止符を打つことを誓った。25日に地元の大阪(エディオンアリーナ大阪第2競技場)で盟友のボディガー(49)と同王座奪還に臨む男は「絶対に取る」とキッパリ。その後に控える春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(4月7日、仙台で開幕)につなげ、悲願の3冠ヘビー級王座奪取を実現させる。

 筋骨隆々の体が、いつも以上に引き締まっていた。そしてボディガーとのコンビで世界タッグ王者の宮原健斗(28)、ヨシタツ(40)組に挑む大阪大会に向けて「絶対に取りますから」と端的に語った。

 宮原組は3日の横浜大会で「暴走大巨人」(諏訪魔、石川修司組)を撃破し、新王者になった。試合後に即座に次期挑戦を表明したゼウスだったが、内心は複雑だった。想定していた相手は昨年の世界最強タッグ決定リーグ戦覇者で、東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」で最優秀タッグ賞を受賞した暴走大巨人だったからだ。「誰がどう見ても強い。それをボクとボディガーがどう倒せるかが課題だった。驚いたのは健斗選手とヨシタツ選手が勝ったこと。あれ?っと思うと同時に絶対に勝てると思った」

 すぐに気持ちを切り替えると同時に、宮原組を見て自信を深めた。3冠王座を2度戴冠した宮原と、WWEの経験がある王者2人はシングルプレーヤーとしては実力者だが、タッグを組んだのは昨年末の最強タッグから。対照的にボディガーとは大阪プロレス時代の2010年からコンビを組んでおり「タッグ屋」としての歴史が違うのだ。

 また2人のコンビでは過去に同王座を3度戴冠した。ところが昨年7月17日後楽園大会で王座陥落してからわずか7か月の間に、ジェイク・リー、野村直矢組、関本大介、岡林裕二組、秋山準、大森隆男組、諏訪魔、石川組、そして宮原、ヨシタツ組と5組の王者が誕生する事態になった。

 そのため「タッグを守り抜こうと思う」と群雄割拠時代に終止符を打つと同時に「失礼かもしれないけど、照準は世界タッグよりチャンピオン・カーニバル。シングルでトップになろうという思いがボクの中で強い。世界タッグを足がかりに3冠を目指す」とゼウス。2本のベルトからなる世界タッグと3冠を合わせた5冠王に向け、筋肉獣の戦いが始まった。

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