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ドラゲー・鷹木&KAI 大仁田さんは俺たちが守る


KAIは有刺鉄線を持ってアピール

 邪道・大仁田厚(59)の引退試合(31日、後楽園ホール)が19日、まさかの急展開を迎えた。ラストマッチのカードは大仁田VS野獣・藤田和之(47)組の「1対3ハンディキャップマッチ」と発表されたが、これに「待った!」をかける男たちが出現したのだ。“邪道チルドレン”の鷹木信悟(34=ドラゴンゲート)とKAI(34)は揃って大仁田のサポートを表明した。

 混沌とする邪道の引退試合に新たな動きがあった。この日、鷹木が「引退の花道だというのに、1対3なんて険しい道をつくらなくてもいいんじゃないか。それなら自分がサポートしたい」と名乗り出ると、KAIも「1対3でやるなんて何を言っているんですか! ボクがいるじゃないですか!」と直訴したのだ。

 まるで呼応したかのようだが、2人はアニマル浜口道場出身のほか、プロレスラーになる前は大仁田ファンだったという共通項がある。問題にした引退試合のカードは当初、6人タッグ戦(大仁田、雷神矢口、保坂秀樹組VS藤田、ケンドー・カシン、NOSAWA論外組)と発表された。ところが大仁田が藤田戦の白紙撤回をチラつかせる事態になるなど混迷を極め、大仁田1人が藤田組の3人を相手する「1対3ハンディ戦」に行き着いた(本紙既報)。ただし得意のデスマッチ形式とはいえ、25日に還暦を迎える大仁田が実力者3人を1人で相手にするのは誰の目にも酷だった。

 鷹木はFMW時代の大仁田をリアルタイムで見て、ファンを熱狂させる姿にひかれた。スケジュール帳の10月31日の欄には「邪道終焉」としたため、静かに別れの日を迎える予定だったが、居ても立ってもいられなかった。

 1999年に実現した大仁田VS新日本プロレスの電流爆破デスマッチで邪道信者になったKAIは当時、のぼりを持って応援に駆け付けた。大仁田VS長州力が実現した2000年7月30日に横浜アリーナで購入した記念の有刺鉄線は今でも宝物だ。

「俺だって大仁田厚対藤田和之を見たい。1対1の状況をつくりたい」とKAIが言えば、鷹木も「ややこしいカードに鷹木信悟が入ることでもっとややこしくなる」と舌なめずり。邪道と闘魂イズムにドラゴンゲートと元全日本プロレス…土壇場で超異色カードは実現するのか。

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