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【全日本】「王道T」初戦突破の宮原 3冠王者Vの公約


KAI(左)にブラックアウトを決める宮原

 全日本プロレス「王道トーナメント」は12日、東京・後楽園ホールで開幕。昨年は1回戦敗退に終わった3冠ヘビー級王者の宮原健斗(28)は2回戦に駒を進め「次期挑戦者決定戦」と化しているトーナメントの改革を訴えた。

 1回戦で宮原はKAI(34)と激突。序盤、鉄柱にブラックアウト(ランニングニー)を自爆してしまい、痛めた右足を執拗に狙われた。その後も目まぐるしく攻防が入れ替わるも、要所要所ではブラックアウトを命中させて、最後はシャットダウンスープレックスホールドで辛勝した。

「1回戦を突破すればおのずと優勝が見えてくる。それだけこの試合にかけていた」。過去4大会の結果は思わしくなかった。準決勝進出(2014年)が最高で、1回戦敗退(13、16年)が2回に2回戦敗退(15年)とVには縁のない大会だった。しかも昨年は3冠王者として臨みながら1回戦で姿を消していた。

 まずは鬼門を突破したことで、胸に秘めていた思いを口にした。「次期挑戦者決定戦になっているところを変えたい。そうしないために、僕が優勝すればいいだけ」。過去4大会はいずれも3冠王者は敗退し、優勝者がその後に王座挑戦を実現させている。

「まだチャンピオン・カーニバルほどのビッグネームではないし、それに近い熱さを持ってきたい」と宮原。歴史の浅い大会だからこそ、価値を高めたいという。「優勝してお客さんの脳裏にある次期挑戦者決定戦というの(=先入観)をなくします。これは公約です。“暗黙の了解”をハッキリさせます」と改めて誓った。若き3冠王は王道トーナメントの歴史を塗り替える決意だ。

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