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【全日本】3冠挑戦の宮原健斗が“必翔宣言”


宮原は渋谷の雑踏で、再び簿頂点に立つ決意を明かした

 27日の全日本プロレス東京・両国国技館大会で3冠ヘビー級王座に挑戦する宮原健斗(28)が23日、真のエースを襲名することを誓った。この試合から新たにコスチュームとガウンを一新する予定で「飛躍」の願いを込めたという。その真意は、9か月前に同じ両国大会で背負った“宿題”を完遂することだった。

 3冠王者・石川修司(41)への挑戦が4日後に迫ったこの日、宮原の表情は自信に満ちあふれていた。そして「今の自分は別人くらいのイメージでいますね。あの時とは」と断言。「あの時」とは秋山準社長(47)体制になって初の両国決戦となった昨年11月27日大会に他ならない。

 当時の3冠王者としてメーンの舞台に立った宮原は諏訪魔(40)を撃破して6度目の防衛に成功した。見事大役を務めたかに見えたが、実情は違った。「率直に言うと、会場の一体感を生めなかったんです。入場から退場まで。だから悔しさがあった」

 実は同大会はここ数年では異例の長時間興行となり、メーンが終わるころには開始から約5時間半が経過していた。そういった要素も大きく影響した可能性が高いが「当時のボクは、まだ両国サイズを一人でまとめる力を持つメーンイベンターじゃなかったと。ただそれだけです」と全責任を一人で背負い込んでいたのだ。

 だからこそ、再び両国のメーンを任された今大会にかける思いは強い。すでに決戦に向けて新しいコスチュームとガウンを発注。詳細は明かさなかったが、大きく空にはばたく羽根がデザインされた「さらなる高みに飛んでいくイメージ」だという。

 王者の石川は5月21日後楽園大会でベルトを奪われた相手で「1年くらいベルトを持ってるイメージがあるほど、チャンピオン像を全うしている。そこはジェラシー」と難敵であることを素直に認めた。それでも「両国で出された“宿題”をやり遂げるのは、勝利と同じくらい大事なこと。そして主役を勝ち取る」と言い切った宮原。至宝を奪還して、観衆と一体化した“健斗ワールド”でメモリアル大会を締めくくる決意だ。

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