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【新日本】オカダ V6戦に “最強挑戦者”ケニー選んだ理由


V6戦の相手にケニー(右)を指名したオカダ

 新日本プロレス3日の福岡国際センター大会でIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカ(29)が、バッドラック・ファレ(35)の挑戦を退け5度目の防衛に成功した。V6戦の相手にはケニー・オメガ(33)を指名し、6月11日大阪城ホール大会での激突が決定的となった。年間最大興行1月4日東京ドーム大会で撃破したはずの最強挑戦者との再戦を自ら望んだ真意とは――。

 

 オカダは福岡決戦直後に次期挑戦者としてケニーを指名。上半期最大の大一番・大阪城決戦でのV6戦が確実となった。

 

 昨夏のG1覇者・ケニーとは、1・4ドームで46分45秒の死闘を繰り広げたばかりだ。勝ったオカダのほうからあえてリスクの高い強敵との再戦を望む意図はどこにあるのか。V5から一夜明けた4日、王者は「(大阪城に)ふさわしくない選手と戦うわけにいかないですし。ケニーとなら面白くなるでしょうし、僕も僕で引き締まる」とした上で、直後に控える団体初の米国ビッグマッチ(現地時間7月1、2日、ロサンゼルス)も見据えてのことだと明かした。

 

 ケニーとの激闘は、海外のプロレス関係者からも極めて高い評価を得た。オカダが自身のツイッターでWWE「ロイヤルランブル」(1月29日)で行われたAJスタイルズ対ジョン・シナ戦より好試合だったと主張したことで、世界中のファンを巻き込んだ論争も起きた。

 

「『そうだ』という人もいれば『そうじゃない』という人もいましたし。(発信することで)何か起きたほうがいいかなって。向こうのプロレスファンにも、この島国にこんな面白いものがありますよって分かってもらえるじゃないですか」と語るオカダは、新日プロの米国本格上陸前に、再び世界最高峰と自負する戦いを、国内外に見せつける決意だ。

 

ケニー戦には「危険技の応酬」との指摘もあり、一部では批判的な声もあった。だがオカダは「僕に言わせれば『危険じゃない技』なんてないです。プロレスだけそれを言われるのは違うな、と思いますね」と言い切る。さらには柴田勝頼(37)や本間朋晃(40)など重傷者が相次いでいる現状についても、オカダ自らが団体側へ安全管理意識の向上を訴えており、今後は改善に向けた動きを期待している。

 

 新日プロのレベルを再証明し、団体に吹きつつある逆風もはねのける。揺るぎない自信と決意を胸に、オカダはケニーとの大一番に向かう。

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