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大仁田&長与 田中&TARUに敗れ爆破王タッグ王座陥落


TARU、田中組に敗れマットに座り込んだ長与、大仁田組(左から)

 爆破王タッグ王者の大仁田厚(59)、長与千種(52)組が8日、超花火プロレスの博多スターレーン大会で挑戦者の田中将斗(44)、TARU(52)組にまかさの敗北を喫し、王座から陥落した。

 悲劇の結末が待っていた。すでに大仁田が退場させられ、リング上は挑戦者の田中、TARU組と長与だけ。1対2のハンディ戦ではさすがの長与もなすすべがない。セコンドの彩羽匠もリングに上げられ、背中合わせでパイプイスに座らされた。すると、田中とTARUは同時に電流爆破バットをフルスイング。15分11秒、長与の被弾により2人はベルトを失った。

 約1年4か月ぶりの防衛戦だった。2015年9月12日の新潟大会で初代王者に輝いた2人は、同年の東京スポーツ新聞社制定「プロレス大賞」で史上初となる男女混合タッグによる最優秀タッグ賞を獲得。その勢いで2度の防衛を果たした。

 だが、同年12月15日の名古屋大会で行われたV2戦以来となる久々のコンビ復活は、序盤からどこかぎこちなさがあった。しかも「フォール負けか被弾すれば退場」という特別ルールがアダになった。頼みの綱の大仁田が電流爆破バットを奪われ、かつての愛弟子・田中の手によりいきなり被弾。まさかの失格となり、退場させられたのが最後まで響いた。

 しかも試合後、TARUからは「俺も鬼やないで。このベルトに挑戦したいなら長与でも大仁田でもええ。ただし、や。お前らが一騎打ちして勝った方が挑戦権があると思え」と屈辱の再戦条件を突きつけられた。

 すぐさま大仁田は「相手の土俵に乗ってやろうじゃないですか。俺と長与さんが戦って、堂々と取り返しにいきましょう!」と呼びかけたが、長与の様子がおかしい。

 さすがに敗戦のショックが大きかったのか「今は何も考えられない。少し時間が必要」とだけ口にし、控室に姿を消した。試合前には負けたらタッグ解消を公約していたが、まだまだ未練があるのは事実。その一方で、電流爆破のリングに導いてくれた大仁田との対戦には抵抗がある。長与の決断が、カリスマコンビの行方を左右しそうだ。

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