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【新日NJC】優勝候補筆頭ケニーまさかの初戦敗退


ケニーは石井(右)の首折り弾を食らって吹っ飛んだ

 12日の新日本プロレス兵庫・尼崎大会で行われたトーナメント「NEW JAPAN CUP」1回戦でケニー・オメガ(33)が石井智宏(41)に敗れ、まさかの敗退を喫した。1月4日東京ドーム大会でIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)と大激闘を繰り広げ、優勝候補筆頭とも目された最強外国人が早々に脱落。春のトーナメントは、今年も嵐の幕開けとなった。

 

 またしても壮絶な激闘の末に散った。一進一退の攻防が続いた25分過ぎ、ケニーはクロイツ・ラス、Vトリガー、リバースフランケンと得意技を連発して勝負に出る。しかし片翼の天使をスタナーで切り返されると、ヘッドバット、首折り弾と猛反撃を受けた。最後は垂直落下式ブレーンバスターで“逆転負け”を喫してしまった。

 

 年間最大興行の1・4東京ドームでオカダと46分超の死闘を展開。敗れはしたものの、改めて昨夏のG1覇者の実力を知らしめた。最強外国人は今トーナメントではもちろん、優勝候補筆頭と見られていた。

 

 まさかの初戦敗退の裏には、2月27日後楽園大会の8人タッグ戦で右肩を負傷した影響がある。病院での診察を拒み、その次の大会からTシャツ姿で試合をこなして、テーピングをカムフラージュ。この日の試合ではそれを外して臨んだが、近い関係者には「力がいつも通り入らない」と明かしている。

 

 世界最大団体WWEのオファーを断り続けてまで欲するIWGPヘビー級のベルト。ケニーは王座獲得までの“デッドライン”を、新日プロが7月1、2日に行う米ロサンゼルスでのビッグマッチと設定し、IWGP王者として米国に乗り込むプランを温めていた。「そのために一番早い方法がNJC制覇だった…。でも、まだ間に合うかもしれない。そのためにまた頑張るし、次のターゲットを探す」と再起を誓ったが、あまりに痛い敗戦となった。

 

 前日の棚橋弘至(40)に続き、ケニーまでもが早々に姿を消したことでNJCは今年も群雄割拠の様相。今後もさらなる春の嵐が吹き荒れそうだ。

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