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3冠ヘビー級王者・宮原がオカダら同世代王者に宣戦布告


青木(左)にヒザ蹴りを見舞う宮原

 東京スポーツ新聞社制定「2016年度プロレス大賞」で三賞に輝いた“元兄弟”が14日、激しく火花を散らした。殊勲賞を獲得した全日本プロレスの3冠ヘビー級王者・宮原健斗(27)が、新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)を含めた同世代王者に宣戦布告すると、11年ぶりの敢闘賞となったノアのGHCヘビー級王者・中嶋勝彦(28)も応戦。20代王者によるライバル物語が新たにスタートした。

  初受賞の報から一夜明けたこの日、3冠王者は新たな使命感に燃えていた。ダイヤモンドリング(健介オフィス)時代の兄弟子に当たる中嶋が同時に敢闘賞を受賞したからだ。「偶然なのか必然なのか分からないけど…」と前置きしながら深呼吸すると、こう続けた。

 「若い時代は一緒に過ごしてきたけど、そこからは自己プロデュース。ここまできたら個々だと思う。ぶっちゃけ『そこ出身』だからっていうのはそんなに大きいものではない。意識せざるを得ない部分はあるけど、それが全てじゃない。ただの同世代というくくり」

“同門”という意識よりも、むしろライバルとしての認識が高まったという。もちろん中嶋だけではない。特に3年連続4度目のベストバウトを獲得したオカダの存在は大きい。「必然と(オカダを)意識しちゃう。ボクはクリーンなイメージがあるけど、9割は反骨心。常に何くそという気持ちでやってる」と闘争心をのぞかせた。メジャー3団体の王者全員が20代となった今、2人との激突を夢見るのも当然の流れかもしれない。

  団体としては4年ぶりに受賞者を出した秋山準社長(47)も「俺は(個人賞では)殊勲賞止まりだったけど、健斗にはMVPを狙ってほしい。俺の時も(他団体の同世代と)比べられて『負けたくない』というのはあった」と宮原の背中を押す。

  この日の豊橋大会ではジェイク・リー(27)とのコンビで「世界最強タッグ決定リーグ戦」Aブロック公式戦最終試合に出陣。諏訪魔(40)、青木篤志(39)組を撃破して、首位での優勝決定戦(18日、後楽園)進出を決めた。相手はBブロック首位のGET WILD(大森隆男、征矢学組)。宮原は「トロフィーを掲げている姿しか想像できない!」とVを確信しながら、新たな戦いへ身を乗り出していた。

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