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V2柴田がNEVER王座の改名を予告


柴田はベルトを掲げながら天山(右)の挑戦を受諾

 19日の新日本プロレス愛知県体育館大会で、NEVER無差別級王者の柴田勝頼(36)が小島聡(45)の挑戦を退け2度目の防衛に成功した。次期挑戦者には天山広吉(44)が名乗りを上げ、V3戦での対戦が決定的になった。第3世代勢との全面戦争が本格化する一方で、柴田はNEVERベルトからの「冠名剥奪」を予告した。

 

 第3世代戦士をセコンドに従え登場した小島に対し、柴田は序盤から右腕への集中攻撃で主導権を握る。これが功を奏し、20分手前にはラリアートを決めた小島が腕の痛みでカバーに行けず。王者は九死に一生を得た。なおも小島はラリアートを繰り出したが、柴田はこれをかわしてスリーパーホールドで捕獲。最後は延髄蹴り2連発からPKを叩き込み、3カウントを奪った。

 

 試合後は小島のパートナーである天山が敵討ちに名乗り。柴田も「構わんよ」と受諾し、4月10日両国国技館大会でのV3戦が決定的となった。

 

「まとめてかかってこい。最初から言ってるじゃねえか」と第3世代勢との全面戦争で王座戦線に火をつけた柴田だが、その裏ではある“改革”をもくろんでいる。「NEVERって言葉をなくしたいね。何の思い入れもないし。とりあえず俺の中では“無差別級王座”として扱っていく」と、ベルトの名称変更プランをぶち上げた。

 

 もともと同王座は2012年11月に若手主体興行「NEVER」で、若手の底上げを目的として新設された。ところが田中将斗(43)が初代王者となったのを皮切りに、昨年は石井智宏(40)、真壁刀義(43)が王座戦の常連となった。肝心のNEVERの興行までも早々に消滅(今年2月にライオンズゲートが若手育成興行として復活)。ベルトは設立当初の理念とはかけ離れ、過去4度戴冠を誇る石井のような「ゴツゴツ系」の選手の色合いが濃くなった。

 

 柴田はそんな過去の路線を引き継ぐ意思はなく、完全に形骸化した「NEVER」の名にも価値を見いださない。ならば冠名と決別し、ベルトを自分のカラーに染め上げるということだ。

 

「ベルトなんかいくらでもかけてやる。かけてもかけなくても一緒。ただこれがある以上は使わない手はない」。防衛ロードを突き進み、第3のベルトと呼ばれて久しいNEVERの歴史を全て塗り替える。

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