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関本撃破!岡林ストロング王座初戴冠


岡林は渾身のラリアートで関本(右)を沈めた

 大日本プロレスの新時代の幕が開いた。20日、団体史上最大のイベント「両極譚」(東京・両国国技館)のメーンでBJW認定世界ストロングヘビー級選手権が行われ、挑戦者・岡林裕二(32)が、王者・関本大介(34)を初撃破。ついにシングルタイトルを手にした。旗揚げ20周年記念大会を成功に終わらせた登坂栄児社長(44)は、来年の両国大会開催を断言。「両極譚2」でも主役の座を狙う新王者が一気に走り出した。

 

 黒パン一丁の2人の筋肉魔人が意地と意地の張り合いを展開した。

 

 エルボーにはエルボー、ラリアートにはラリアート、タックルにはタックル…。アルゼンチン式背骨折りも同じ技で切り返し、一進一退の攻防とはまさにこのことだ。

 

 転機は20分過ぎ。フルスイングの張り手合戦を挑戦者が制すると、コーナートップからボディープレスを投下。これはカウント2.9で返されるが、ハイアングルパワーボムでたたみかけ、王者から完璧な3カウントを奪ってみせた。

 

 初の関本超えを果たした岡林は「ホントにやっとやっと勝てたという感じ」と目に涙をため「大日本プロレス、もっと上を目指す。河上(隆一)、橋本(和樹)、神谷(ヒデヨシ)…。どんどんベルトをかけて戦いたい」とあえて若い世代を挑戦者に指名。大日本マットが新時代に入ったことを宣言した。

 

 一方、初の両国大会を成功させた登坂社長は「1回だけの記念大会にするつもりはない。正確な日時は言えませんが、来年の夏にも会場の予約も入れてあります」と明言。「今年は同じ日にほかにもビッグマッチがあったので調整が難しかったが、来年はうまく調整して、いろんな団体の協力を仰ぎたい。普段はコツコツやって、夏は両国。これを大日本の恒例にしたいですね」と腕をぶした。

 

 もちろん次回大会のカードはまったくの未定だが、この日の激戦を見て納得の表情を浮かべた登坂社長は「うちのストロング勢は世間に誇れるものだと思う」とキッパリ。来年も同ヘビー級選手権がメーンになる可能性をにおわせた。

 

 岡林は「これからがスタート。やっと関本大介と同じ目線に立てただけ」と殊勝に語ったが「どんどん戦って勝って絶対に超えてみせる」と目をギラリ。当然、来年も両国のメーンに立つつもり。もちろん関本も黙っていない。来年の両国に向け、大日本マットの主役争いが目まぐるしくなりそうだ。

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