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みのるvs高山 7・18ノアマットで“U対決”へ


高山は王者みのるにエベレストジャーマンで宣戦布告

 帝王がついに動いた。ノア15日の大阪大会で行われたGHCヘビー級選手権は、王者の鈴木みのる(46)がマイバッハ谷口(38)を退けて2度目の防衛に成功。試合後には高山善廣(48)が王者をジャーマンでブン投げて、次期挑戦者に名乗りを上げた。旗揚げ15周年記念大会(7月18日、東京・後楽園ホール)のメーンで“U対決”実現が濃厚になった。

 

 勝負はまさかの展開を見せた。3分過ぎ、谷口は自らマスクを脱ぎ捨て素顔をさらす。頭は丸坊主、顔にはロード・ウォリアーズのような不気味なペイント。王者はぼうぜんとするのみだ。3年間かぶり続けたマスクに別れを告げるや、暴走ファイトで攻勢に出る。机攻撃から机上パワーボム。杉浦貴(45)がアドバイスを送っていた通り、谷口はマスクと決別することでより破壊度を増したのだ。

 

 しかし王者は上手だった。暴走ファイトを受け止めると、右ヒジに狙いを定めてペースを奪いにかかる。逆十字、ワキ固めでヒジをギリギリと伸ばす。立てば顔面とボディーにパンチの連打。谷口も捨て身の頭突きからジャーマンで反撃するも、マイバッハボムで抱え上げられたところをみのるはスリーパーで切り返す。そして鈴木軍の介入でレフェリーが失神している間にイス攻撃を浴びせ、最後はゴッチ式パイルドライバーで3カウントを奪った。

 

 この直後だ。鈴木軍がリングをジャックしている最中に、高山がゆっくりとリングイン。「鈴木軍をクビになったお前が何の用だ?」と見下す王者に、エベレストジャーマンを見舞うと「お前らが汚したこのベルト、よーく磨いておけよ。俺が行くぞ! ノーフィアー!」と宣言したのだ。窮地に陥ったノア軍救出の意向を示していた帝王が、ついに行動に出た。これで旗揚げ15周年記念大会第1弾(7・18後楽園)での“U対決”が確実となった。

 

「三沢さんの七回忌ツアーでこれ以上、ベルトをコケにされたくなかった。あっちも俺が出てくるのが一番嫌だろうな」と王座奪還に自信をのぞかせた高山。故三沢光晴さんとは、初代王座決定戦(2001年4月)を争っており、翌02年9月に小川良成を撃破して自身初のシングル王座を戴冠するなど、ベルトと縁は深い。果たして帝王がノアの救世主となるのか。

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