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絶対王者・中邑撃破!洋央紀3年ぶりIC奪還


中邑にリバース牛殺しをかける後藤

 新日本プロレス「レスリングどんたく」(3日、福岡国際センター)で行われたIWGPインターコンチネンタル選手権は、挑戦者の後藤洋央紀が中邑真輔を撃破し、第11代王者に輝いた。ICの絶対王者から因縁のベルトを奪還した後藤は、改めて将来的なIWGPとの統一戦構想を明言。その一方でV1戦では撃破したばかりの前王者・中邑との再戦が浮上した。

 一進一退の攻防が動いたのは15分過ぎだ。ダイビング式、スライディング式のボマイェを立て続けに浴びてしまった後藤だったが、正調ボマイェだけは間一髪で回避。ヘッドバット、首折り弾で逆転した。

 さらに大技・雪崩式牛殺しまで繰り出した後藤は雄たけびを上げながら勝負に出る。必殺の昇天・改を完璧に決めてICの絶対王者を沈めてみせた。

 負けられない戦いだった。ともに2002年入門の同期・中邑から散々挑発を受けての王座挑戦。存在感がないと指摘され「透明人間」とやゆされた。

 中邑の自信の根拠は12年7月に初戴冠を果たしたICベルト。それまで後藤が保持していた同ベルトの価値は、中邑の手に渡ったのを機に飛躍的に高まった。浮き彫りになってしまっていた王者としての差。「後藤では(IC王座は)荷が重い」という屈辱的な言葉を覆すには、結果で見返すほかなかった。

 後藤は「見たか。ざまあみろ。中邑にだけは負けたくないんだ。あいつに負けるのが一番悔しいんでね」と快心の勝利を勝ち誇った。

 当時失った銅色のベルトは、唯我独尊王者・中邑が変えた白色になって戻ってきた。だが後藤は「ベルトの色を戻すとかやぼなことはしない。中邑がつくってきた過去に負けたくないんでね」とキッパリ。「IWGPとどっちが強いのか試したくなる。俺が王者になったからには狙っていく」と、IWGPヘビー級王座との統一戦の野望を改めて口にした。

 だがその前にやるべきことがある。試合後の中邑が即再戦を希望。後藤は「え? どこ? 見えないね…と言いたいところだけど、やってやるよ。そうやってすぐに取り返してきたんだろうけど、お前の常識を覆してやる」と迎撃を宣言し、初防衛戦での再激突が決定的となった。

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