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レスリング世界選手権でグラップリング復活


 女子レスリングと関節技のあるレスリングが、世界選手権で同時開催される可能性が出てきた。世界レスリング連合(UWW)は1月の理事会でフリー、グレコローマン、女子に続く第4の種目・ノンオリンピックスタイル(非五輪種目)に、関節技のあるレスリング「グラップリング」を復帰させることを決めた。一昨年に起きたレスリングの五輪競技存続危機の際、アマチュアMMA(総合格闘技)とともに国際オリンピック委員会(IOC)の印象が良くないという噂が流れて除外になった。第4の種目はビーチレスリング、パンクラチオンのみとなっていたが、人気の高さや関係者の尽力もあり、復帰を果たした。

 

 今後もUWW主催でグラップリングの世界選手権が開催される見通し。さらに注目はフリー、グレコ、女子と同会場で世界選手権が行われる方向だということ。これまでは五輪の3種目が同時に開催され、その他の種目は単独で行われてきた。しかし、今後は非五輪種目を含めた2種目ずつでの開催が可能になる。

 

 イスラム圏ではイランのように女子が行われていない国があり、男子のフリー、グレコの2つで実施したい希望もある。となれば、女子とグラップリング、女子とパンクラチオンというパターンとなる可能性があり、女王・吉田沙保里(32=ALSOK)らと同じ会場で関節技ありの格闘技が行われる珍しいケースが起きるわけ。当然競技のアピールにもなり、将来的な五輪種目入りへ大きな一歩になりそうだ。

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