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大仁田を撃破!髙山が「爆破王」初代王者


ロープに当たり爆撃を受ける高山(左)と大仁田

「なにわ超花火」(23日、大阪・ボディメーカーコロシアム第2競技場)で、新設された「爆破王」ベルトをかけて行われた「ノーロープ有刺鉄線電流爆破ダブルバット・ダブルヘルデスマッチ」は、帝王・髙山善廣(48)が邪道・大仁田厚(57)を下し、初代王者に輝いた。帝王はこれで通算5つ目のシングル王座を獲得。実家の“ベルトギャラリー”には新たな勲章が飾られることになった。

 

 帝王と邪道、まさに対極のレスラー人生を歩んできた2人の一騎打ちは、これが3度目。過去2回は大仁田が勝利したが、ついに髙山が邪道超えを果たした。

 

 試合はあいさつ代わりのレッドミスト噴射を受けた髙山が、連続で爆破を浴びた。ベルトに異常な執着心をみせる邪道の前に防戦一方。だが、裸絞めで落ちかけて意識がもうろうとするなか、決死の“心中爆破”だ。これで一矢を報いると、前蹴りで大仁田を爆破のエジキに。ハイライトは11分過ぎ、電流爆破バットを手にして邪道の背中を殴打。大仁田の後ろ髪が炎上するほどの激しさだった。ここから8度目の爆破につなげ、最後は岩石弾で大激戦を制した。

 

 髙山は「やっとだよ。やっと大仁田厚から取れた」と金色に輝く王座を掲げた。“ベルトコレクター”と呼ばれる男にとっても、欲しい宝物だった。2002年9月のGHCヘビーを皮切りに、NWFヘビー、IWGPヘビー、そして3冠ヘビーと主要王座を総なめにした。高校、大学時代にNWF王座のデザインを見て、ベルトに憧れたのがコレクションの始まり。「鷲が描かれたNWFのデザインが、仮面ライダーに出てくるショッカーベルトと同じだった。それで格好いいと思ったんだろうな」

 

 戴冠した思い出のベルトはいずれもレプリカ版を入手。神奈川・藤沢市内の実家の廊下を自費で改築し、壁にベルトが飾れるようにした。現在は4つのタイトルで6本のベルトが掲げられている。ここにまた一つ、新たなコレクションが加わることになる。

 

 試合後には吉報も届いた。東海大相模高の同級生である東海大菅生高野球部の若林弘泰監督(48=元中日投手)から、第87回選抜高校野球大会出場が決まったとの連絡があった。旧友から「勝って良かったね」と祝福された髙山は「ブイブイ言わせてやるぜ。いくぜ、ノーフィアー!」。爆破の頂点に立った帝王が邪道マットをけん引する。

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