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【プロレス大賞:敢闘賞】邪道・大仁田20年ぶり表舞台「でも、オレはB面」


20年ぶりにプロレス大賞に復活した大仁田は、有刺鉄線ファイヤーを手に喜びの表情

【プロレス大賞:敢闘賞】これは驚きだ。邪道・大仁田厚が20年ぶりにプロレス界の晴れ舞台に舞い戻った。

 敢闘賞には関本大介と宮本裕向の名前が候補に挙がるなか、何と大仁田が1回目の投票で過半数の15票を獲得。1990年にはMVPに輝いた邪道が、94年の年間最高試合賞(大仁田、ターザン後藤組対天龍源一郎、阿修羅原組)以来のプロレス大賞受賞が決まった。

 今年はこれまで7試合のノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチを敢行。年間では過去最多数で、地方大会では超満員札止めが続いた。さらにW―1のKAI、ノアの杉浦貴、ドラゴンゲートの鷹木信悟ら、各団体のエースを電流爆破のリングに上げたことも評価された。

 また、話題も豊富で“ゆるキャラ界の帝王”ことくまモンからメッセージを引き出したり、今年プロレスデビューした元関脇貴闘力(47)にスポットを当てるなど、「対世間」に向け、多くの情報を発信した功績も大きかった。選考委員からは「新日本プロレスに唯一対抗できたと言えるのは大仁田だけ」といった声も。一方、「大仁田がプロレスをダメにした」と厳しい反対意見も出るところが邪道らしい。

 当の大仁田は「貴闘力の焼き肉屋を何度も襲撃したことが大きかったのかな(笑い)。何か照れくさいな。もう賞には縁がないと思っていたけど、評価していただいたことは素直に感謝しますよ」と珍しく殊勝に語った。

 さらに「新日本がA面なら俺はB面。哀愁、切なさが伝わるプロレスをやっていく。ことごとく約束をほごにしてきたけど、3年後の還暦電流爆破だけは守るんじゃ。ファイヤー!」。デビュー40周年と位置付ける来年も、邪道がマット界に話題を振りまきそうだ。

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