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棚橋&ヨシタツ 俺たちザ・ワールド


「W」のポーズを決める棚橋(右)とヨシタツ

 新日本プロレス「ワールドタッグリーグ戦」(22日、後楽園ホールで開幕)に参戦する棚橋弘至(38)とヨシタツ(37)が新コンビ「ザ・ワールド」の発進を宣言した。ともに岐阜県出身の2人は約7年ぶりの共闘に自信満々。極悪軍「バレットクラブ(BC)」との抗争を機に急接近したそれぞれの思惑とは――。

 

 全16チームが参加するリーグ戦で、棚橋とヨシタツは2007年9月以来のコンビ再結成を果たす。ヨシタツはWWEから約7年ぶりに古巣・新日本に凱旋し、10月両国大会のAJスタイルズ戦でBCのセコンド勢に苦しめられた棚橋を救った。後の11月大阪大会では棚橋がAJ戦後にBCのリンチにあっていたヨシタツを救出(手遅れだったが…)。リーグ戦での共闘は「自然の流れ」と声を揃え、業界で世界随一の評価を受ける棚橋と、世界一の団体で活躍したヨシタツによるチーム名は「ザ・ワールド」と決定した。

 

 もともとは「棚橋、中邑(真輔)を超えるため」に新日プロへ戻ってきたヨシタツだが、そのうちの一人といきなり共闘する矛盾…。だが「それは僕がもう一度世界的価値を上げてからの方が2人にとってもオイシイじゃないですか。このリーグ戦で結果を残してBCを壊滅させる足がかりを作る」と、大事の前の小事であると説明。退団前は棚橋とタッグを組むことも多かったため「僕は世界で得てきたものが違うし、棚橋さんも新日本をけん引してきた。お互いの成長が見せられれば」と自信をのぞかせた。

 

 一方の棚橋も「首を狙われているとはいえ、ヨシタツの発信力は魅力的。組んだとしても試合を支配すればいいわけですから。やりようはいくらでもある」とニヤリ。「不安材料はただ一つ。俺がタッグが苦手だということだけです」と、かなり致命的な弱点に薄々気づきながらも、それを克服し、05年10月に陥落したIWGPタッグ王座(パートナーは中邑)以来となるタッグタイトルを狙う。

 

 ちなみに2人はともに岐阜県出身で、開幕戦ではオカダ・カズチカ、YOSHI―HASHIの愛知県コンビと激突。逆ブロックには後藤洋央紀、柴田勝頼の三重県コンビもいる。棚橋は「決勝も愛知県体育館(12月7日)だしね。東海三県三国志ですよ」とライバル視。世界中からチームが集うリーグ戦で、東海勢が意地を見せられるかも注目だ。

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