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NJC初V中邑 大流血の誓い


 新日本プロレス春の祭典「NEW JAPAN CUP」決勝戦(23日、兵庫・尼崎ベイコム総合体育館)で、中邑真輔(34)がバッドラック・ファレ(32)を下して初優勝を飾った。IWGPヘビー級王座かインターコンチネンタル王座の挑戦選択権を獲得した中邑は、2連敗中のIC王者・棚橋弘至(37)への雪辱を決断。4月6日の東京・両国大会で、早くも今年3度目となるライバル対決が確定した。

 

 

 準決勝で中邑は鈴木みのるを、ファレはシェルトン・X・ベンジャミンをそれぞれ下して迎えた決勝戦。ファレの属する「バレットクラブ」のセコンド介入に遭った中邑は、一味が強制退場になった後もグラネード(変型首折り弾)を腕ひしぎ逆十字で切り返した際に顔面同士がバッティングして大流血。規格外の怪力を誇る“元マフィア予備軍”のファレに大苦戦を強いられた。

 

 それでもバッドラックフォール(投げ捨て式スプラッシュマウンテン)をフランケンシュタイナーで脱出すると、スライディング式ボマイェで一気に逆転。ダイビング式2連発から、最後は正調ボマイェを突き刺して頂点に立った。

 

 優勝者としてIWGPヘビー級orIC王座の挑戦選択権を獲得した中邑は、試合後のリング上で「(どちらか)今、決めなきゃダメ? どぉ~しよっかなぁ~! 答えはこうだ。『愛してま~す!』」とライバル・棚橋の決めゼリフを絶叫。1月4日の東京ドーム大会で失い、2月広島大会で奪回に失敗したIC王座への再挑戦を要求した。

 

 シリーズ中はオカダ・カズチカからIWGP線戦への“鞍替え参入”を要求されていた。「勝ち逃げするって言ってたじゃん」と冗談めかす中邑だが、実際はNJC期間中、「どちらの価値もイーブン」と見ていた。にもかかわらずIC王座を選択したのは、自身が積み重ねてきた王者としての功績への強烈すぎる自負がIWGPへの興味を上回ったからだ。

 

「負けっぱなしじゃ、気分悪いし。今行けば、棚橋の色なんかベルトに何もついてないでしょ。俺に勝っただけ」

 

 そもそも今回のNJCのシステム変更は、中邑がICベルトの価値をIWGPと同等までに高め、王座戦を1・4ドームの最終試合まで昇華させていなければあり得なかったこと。

 

 己の手で“新ロード”を開拓した中邑が、IC王座返り咲きをかけて今年3度目のライバル対決に向かう。

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