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「引退」佐々木健介はプロレス界と完全決別


引退会見後、北斗晶にキスをされる佐々木健介(左)

 鬼嫁・北斗晶(46)の夫でプロレスラーの佐々木健介(47)が13日に会見を開き、引退を正式表明した。ダイヤモンドリング11日の後楽園大会で愛弟子の中嶋勝彦(25)戦で敗れたことが理由だと説明。引退試合も行わず、このままリングを去る方針で今後は未定だが、健介はプロレス界とは完全決別する決意を明かした。

 

 突然の引退宣言から2日後の緊急会見で健介は「11日に負けた時に…うれしかったんですよね。今まで試合に負けたらメチャクチャ悔しかった。『負けてうれしかった』って言葉が頭をよぎった時に、もう佐々木健介というプロレスラーは終わったなと思いました」と説明。約10年をかけて自身を超えた愛弟子の成長が、健介に最後の決断をさせた。引退試合や引退興行は行わず、このままリングを去る。

 

「太く短く生きる」の信念を抱き「常日頃『今日が最後になるんじゃないか』と思いながら試合をしていた」。頸椎椎間板ヘルニアに悩まされてからはその意識が強まっていた。昨年5月には好敵手・小橋建太が引退。「同年代で熱く戦ってきた人間がいなくなる寂しさはあったよね」と、自身の引き際も考えるキッカケにもなった。

 

 今後に関しては3月に入っている舞台の仕事以降は全くの未定。芸能活動も順調な健介だが、それに専念するというわけでもなさそうだ。ソチ五輪の影響をモロに受けたか「いろんなことにチャレンジしたい。まずはスノボ入門の本を買いにいこうかと思います」とも話し、幅広く第2の人生を模索していく意向だ。

 

 ただし政界進出については「アレはダメ。バカがやってはダメでしょ(笑い)。それだけは馳浩に勝てないね」と元タッグパートナーで現衆院議員の馳氏を引き合いに出して否定した。

 

 その一方でプロレス界とは完全に一線を引く。「辞めた人間が(表舞台に)出てくるのは好きじゃない」というのが健介の信条。事務所を兼ねる道場(埼玉・吉川市)は維持される見込みだが、健介自身はプロレスと完全決別するとみられている。

 

 愛妻の北斗も健介の決断を全面的に尊重。

 

「お疲れさまのひと言に尽きる。次は楽しくやろうぜと。願わくば新婚旅行に連れて行ってもらいたい」と、今後も夫婦で支え合っていく誓いを新たにした。

 

「いい思い出は1997年8月に1か月でG1、IWGPタッグ、シングルを取れたことと、史上初で3団体のベルトを巻けたこと。デビューから百何十連敗もして、人より練習することを意識してきた。グランドスラムはそれを証明できたかな」と振り返った健介。

 

 誰よりも己を厳しく律し続けた男は「プロレスとは? 人生だと思ってた。全てに対して本気、真剣にやってきた。生きざまだと思う」と晴れやかな表情でプロレスに別れを告げた。

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