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【全日CC】秋山が悲願の初優勝!!


 全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル」決勝大会が29日、東京・後楽園ホールで行われ、バーニングの秋山準(43)が優勝決定戦でKAI(29)を撃破し、10度目の出場にして悲願の初Vを果たした。四十路を過ぎて外敵として出場し、ついに手にした「青春の忘れ物」。かつて経験した“優勝トロフィーの屈辱”が大きな原動力となった。

 

 Bブロックを単独首位で突破した秋山は、準決勝でAブロック2位の真田聖也にリストクラッチ式エクスプロイダーで完勝。迎えた決勝戦では同門の潮﨑豪(31)を蹴落としたKAIと激突。バーニング対決が幻に終わった秋山は、その非情ぶりにさらに拍車をかけて潰しにかかった。

 

 潮﨑戦で出血したKAIの胸板へ、珍しく逆水平チョップを連打。さらにWアーム式DDTを突き刺すなど首にも集中砲火を浴びせ、最後はリストクラッチ弾でKAIの執念を断ち切った。

 

 この結果、6月30日の両国国技館大会で3冠ヘビー級王者・諏訪魔への挑戦が確定。秋山は「うれしいですけど、やらないといけないことがまだあるから。3冠、世界タッグ」と祭典を通過点とし「これで鉄人のところへ心置きなく行けます」と小橋建太引退興行(5月11日、日本武道館)にも目を向けた。

 

 今年からフリーに転向し、全日マット上陸からわずか1か月で世界タッグ王座を奪取。すでにバーニングの5選手全員もタイトルホルダーだ。そして秋山は念願の祭典制覇。何が秋山をここまで突き動かしたのか?

 

「いろんな先輩たちのトロフィーを下ろしてきた。三沢(光晴)さん、小橋さん、川田(利明)さん。一緒に出てて俺がというのはね…。そりゃあ悔しかったよ」。ノア移籍前の全日本所属時代には8度出場。最高順位は1998年大会の準優勝だった。そのため、出場選手でありながら決勝戦のほとんどでトロフィーを片付ける“撤収要員”に甘んじた。ある意味、敗戦以上の屈辱だった。

 

 また3度出場したノアのグローバル・リーグ戦も優勝経験がなく、2003年の新日プロ・G1クライマックスも準V。

 

「毎日続くリーグ戦のスタミナがないと思われるのは嫌だった。トロフィーは重いね」。鬼門のシングルリーグ戦でも結果を残した秋山の快進撃は止まりそうにない。

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