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諏訪魔 死闘の末船木破り3冠奪還


 全日17日の両国国技館大会で行われた3冠ヘビー級選手権は、挑戦者の諏訪魔(36)がV4中だった王者・船木誠勝(44)を死闘の末に破り、3度目の王者に返り咲いた。通算5度目となった王者・船木誠勝と諏訪魔の一騎打ちは、30分を超える死闘となった。

 

 試合は序盤から諏訪魔が船木の左腕、船木は諏訪魔の古傷である首を狙い続ける消耗戦。諏訪魔は切れ味鋭いエルボーの連打と、執拗な三角絞めに何度も意識を失いかけた。自ら放った投げっぱなしジャーマンで悶絶してしまうほどのダメージだった。

 

 明暗を分けたのは一撃の破壊力だった。左ハイキックの体勢に入った船木に、諏訪魔は強烈なラリアートを命中させる。スタンドの状態で裸絞めで捕獲されても、強引に岩石落としで投げ捨てて窮地を切り抜けた。最後は掌打の連打を浴びながらも懐に入り込み、見事な岩石落とし固めで3カウントを奪った。  約1年5か月ぶりの王座返り咲きを果たし、船木との戦績も3勝1敗1引き分けに。真のトップに立った諏訪魔は試合後、春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(4月18日、後楽園ホールで開幕)制覇も宣言。ヘビー級に転向したKAI(29)らが続々と出場をアピールする中、諏訪魔はバーニングの秋山準と潮﨑豪を「調子こいてんじゃねえ」と挑発して大乱闘を展開。驚異のタフネスぶりを見せつけていた。

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