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プロレスキャスター元井美貴 「東スポプロレス大賞MVPは誰だ?」


G1クライマックス優勝決定戦で怖さを見せた棚橋(上)

【すっぴんトーク1本勝負!】プロレスファンにとって楽しみな季節がやってきました。仕事で関わる前から「今年のMVPは誰かな?」と予想しながら、年末の風物詩を待ち焦がれていたのを思い出します。1年を振り返ると、各団体でベルトが多く移動し、活躍する選手が多かった分、受賞者を絞るのは難しくなるのではないでしょうか。

 まず新日本プロレスは改めて選手層の厚さを感じました。1月4日東京ドーム大会ではオカダ・カズチカ選手が「感動の雨、驚きの雨、幸せの雨、いろいろな雨を降らせていきたい」と話され、気象予報士としても観測しがいのあるリング模様でした。

 実際に5月にはIWGPヘビー級王座の最多防衛記録「V12」を樹立。6月にベルトを失ってからは変わりましたね。入場時に持参する風船や、自由な発言にも注目が集まりました。

 6月の「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」は高橋ヒロム選手が初優勝。ベルトや後楽園ホールに話しかける独特の“ヒロムワールド”にハマった方も多いのでは?

 G1クライマックスの優勝決定戦では飯伏幸太選手に勝利した棚橋弘至選手に怖さを見ました。主演映画が公開され、「情熱大陸」に出演されるなど「対世間」にもプロレスを広めた功績は大きいと思います。

 全日本プロレスは春の祭典「チャンピオン・カーニバル」が盛り上がり、所属以外の選手も胸に響く戦いを見せてくれました! 古巣マットで優勝を飾ったノアの丸藤正道選手は、20周年大会でWWEのヒデオ・イタミ選手との対戦を実現。日本マットに帰ってきた“KENTA選手”に勝つというインパクトは大きかったですね。

 大日本プロレスでは11月の両国大会でBJW認定デスマッチヘビー級王座もストロング王座も移動。それまでデスマッチ王者として9度も防衛を重ねた竹田誠志選手はフリーダムズでもベルトを巻き、デスマッチの2冠王だったんです。これは歴史的なことです。

 個人的にうれしいニュースもありました! 新根室プロレスのアンドレザ・ジャイアントパンダ選手に待望の第1子が誕生しました! 赤ちゃんの名前を公募されていたので「タイガージェット・シンシン」という名前を応募したのですが、残念ながら落選。「ラジャ・パンダ」という名前に決まりましたね。

 女子は3年連続で女子プロ大賞を受賞された紫雷イオ選手がWWEに移籍しましたが、新たな注目選手の台頭が目立ちます。同じスターダムではイオ選手からワンダー王座を奪った渡辺桃選手がV7まで防衛を続けていますし、ワールド王者である花月選手の活躍も見逃せません。

 センダイガールズの里村明衣子選手はやっぱり横綱ですね。WWEでは松本浩代選手と共に世界でも通用することを証明してくれました。

 アイスリボンの藤本つかさ選手は「業界を全盛期に戻す」と発言され、いい意味でなりふり構わず広めていこうという姿勢が感じられます。

 他にも全日本の宮原健斗選手やノアの清宮海斗選手、ドラゴンゲートのシュン・スカイウォーカー選手、話題を振りまいたロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンなどまだまだ書きたい選手は多いですが、元井も頭を悩ませながら選考会を迎えたいと思います。

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