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猪木&坂口&藤波がベイダーさん悼む


ベイダーさんを偲んだ(左)から坂口氏、猪木氏、藤波

 アントニオ猪木氏(75=参議院議員)、新日本プロレスの坂口征二相談役(76)、藤波辰爾(64)が21日、都内で会食し18日に亡くなった“皇帝戦士”故ビッグバン・ベイダーさん(本名レオン・ホワイト=享年63)に追悼の意を表した。

 猪木氏は「米国ではウケなかったけど、日本でウケた。アレ(甲冑)も衝撃的だった。個性的というか、昔はそれぞれキャラクターがいた」と語り、別れを惜しんだ。

 ベイダーさんの初参戦時(1987年12月)には両国国技館で暴動が発生。団体にとって損害もあったが、強烈なインパクトを残した。坂口氏は「国技館に謝りに行った。今はみんなプロレスを難しくし過ぎた。昔は単純明快だった」と懐かしそうに振り返った。

 また、IWGPヘビー級王座を4度争った藤波は「心に穴があいたような気持ち。ありがとう、ご苦労様とかそんな言葉では締めくくれない…」と沈痛な表情を浮かべた。ベイダーさんが93年にUWFインターナショナルに移籍する前、藤波の自宅ファクスに本人から大量のメッセージが送りつけられたことがあった。

 藤波が自宅に招くと、ベイダーさんは現状への葛藤や不満を吐き出すとともに「オレは新日本に骨をうずめるつもりだ」と新日プロへの愛を語ったという。藤波のWWE殿堂入り(15年)の際には「直接おめでとうと言いたくて来たんだ」と自宅から会場に駆け付けるほど、強い絆で結ばれていた。

 日本での最後の試合は昨年4月、藤波のデビュー45周年記念ツアー。藤波が関西国際空港で見送ると、ベイダーさんは「今度は甲冑も持ってくる。楽しみにしている」と再来日を約束した。その夢を果たせないままの突然の死。「別れ際にハグして握手を交わした時の手のぬくもりと力が思い出される。いいライバル同士だった」と藤波はありし日の盟友の姿に思いをはせた。

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