女子プロレス「アイスリボン」の藤本つかさ取締役選手代表(34)が20日、マット界一の偏屈男・鈴木秀樹(37)撃退に妙な自信をのぞかせた。

 24日の横浜ラジアントホール大会では3WAY王座のトライアングルリボン王者として鈴木と松本都の挑戦を受ける。鈴木の挑戦を許しただけでも屈辱だが「ファンの方も私が困る様子を見て楽しんでいるんです…」と嘆いた。

 しかも相手は男子のトップレスラー。それでもひるむ様子はない。その理由を「実はデビュー間もないころに藤波辰爾さん、長州力さんと戦わせてもらっているんです。あれで肝が据わりました」と説明する。ウソではない。

 2009年10月4日のドラディション茨城大会で行われた16人参加男女バトルロイヤルで、同じリングに立った公式記録が残っている。しかも記憶によれば、他の選手と一緒にレジェンドを押さえ込み、退場に追い込んだという。つまり「炎の飛龍」と「革命戦士」に勝利したことがある女子レスラーという自負があるようだ。

 仮に王座を奪われた場合、藤本は事務所がある埼玉・蕨市の街コン参加を義務付けられている。

「街コンにはちょっと興味あって…」と婚活に励む美女戦士は乙女心をのぞかせながらも「いやいや! 私が勝って、あの減らず口を黙らせます!」と豪語しつつ、蕨市のホームページを検索していた。