“平成のテロリスト”村上和成(44)が24日、女子プロレス「アイスリボン」の事務所前(埼玉・蕨市)で待ち伏せ行為に出た。

 昨年末に同事務所を「村上会」が不法占拠し、藤本つかさ取締役選手代表(34)に拉致まがいの蛮行を働いた。最近は「アイスリボン男子部」所属を自称する鈴木秀樹(37)の東京スポーツ新聞社制定「2017年度プロレス大賞」技能賞受賞に対して一方的に祝福メッセージを送り、村上会事務所に受賞トロフィーを飾ることを提案した。

 この日は「今後のことを話したい」と自身のブログを通じて鈴木に事務所での会合を呼び掛けていた。だが年末の一件から厳戒態勢の建物内に入ることができず、鈴木の姿もなし。寒風吹きすさぶ中、1時間待ち続けた村上は「また来るぞ」と言い残して姿を消した。

 この日は運よく不在だった藤本は「もはや事務所に行くことすらおびえています…。今後は鈴木秀樹さんと直接やり取りしてください。もう、アイスリボンを巻き込まないで!」と今にも泣き出しそうな表情だった。