ハル女史のIWA継承発言に浅野社長が感激号泣

2017年11月24日 16時30分

浅野社長(左)の復活は感動的なフィナーレを迎えた

 横浜の月も泣いていた。女子プロレス「アイスリボン」の佐藤淳一レフェリー(36)の引退記念興行(23日、横浜ラジアントホール)で、日本一のビンボー団体・IWAジャパンの浅野起州社長(65)が約3年ぶりにリング復帰を果たした。

 佐藤レフェリーはIWAでプロレス人生をスタート。旧共産圏のソ連奥地に生まれたようなもので、マット界では稀有な苦労人だ。愛弟子の最後とあって、浅野社長は私財をはたいて黎明期を支えた世界王者コンビのダグ・ギルバート(48)&トレイシー・スマザーズ(55)を招聘。自らがセコンド出陣した。

 試合は浅野社長の定食屋・花膳でもパート経験のあるダグが、悲しき中年・井上雅央(47)を変型ドライバーで撃破。天敵ハル・ミヤコ女史(年齢不詳)は「ミスター浅野、長い間ご苦労様だったわ。IWAの看板は河童小僧が継承します。サッサと隠居なさ~い」と事実上の和解宣言を放った。感極まった浅野社長はワンワン号泣し「ワタシだって、ワタシだって…」と言うのがやっとだった。

 今後は河童をエースにして新生IWAがスタート。26日のディファカップ(ディファ有明)では、河童が丸藤&HARASHIMAのKO―D王者組と合体する(対戦相手未定)。ハル女史は「ミスター丸藤といえばメジャーじゃない?」とメガネの奥の両目をキラリと光らせた。浅野社長は12月から悲願の年金生活に入るが、マット界の極北・新宿2丁目劇場は細々と継続される運びとなった。